さきほどniftyから二通目の返信を頂戴した。
私の質問について、ひとつについては明確な回答があった。
要約については(私=花田の)自己責任において対応いただきますよう、ということで
あった。結構なことである。もうひとつの大事な質問については、nifty側が、私が求
めている対応を「とり違えている面」があったので、再度、私の要請を簡単に送信し
ておいた。20行にも満たない内容である。しかし、この程度の要請にこれだけ時間
がかかるというのでは、Cookie氏の対応にnifty側の対応が遅れてしまうという感じ
をもたれても仕方ないかもしれないなぁ、などと感じている。
私はniftyに対して、今回の問題の「責任がある」などと考えたこともなければ、niftyに
「責任を求める」つもりも全くない。そのこともきちんとメールで明らかにしている。
今度は、私の要請に即した返信が届くことであろう。年内にはやりとりを終えたいと考え
ている。
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文藝春秋社から「2ちゃんねる宣言−挑発するメディア−」(井上トシユキ+神宮前org)と
いう一冊が刊行された。来年、西村氏+ふくやんとオフを予定していることもあって、読ま
せていただいた。「みなさんが知りたいことは、すべてここに書いてあります」という一文が
帯に記されている。
西村氏に「手のかからないように」作られている。この本のために、西村氏が時間をとら
れたというものではない。インタビューが、この本のために行われた「語り下ろし」のもの
でもなく、対談は「サイゾー」他のメディアに既載されたものだ。
本来、あとがきを書く予定であった「ひろゆき氏」の代わりに、切込隊長氏がそれを綴っ
ている。
しかし、非常に面白く読める一冊であった。特に「2ちゃんねる閉鎖」に参加者がどうこれ
に対処したか、という点は実に興味深い。人を動かすエネルギーというものが、この掲示
板にはあり、それは確かに「革命」と呼んでも、それを笑う気にはなれないものであった。
あまり内容には触れない。お勧めの一冊である。さて、この一冊、どのくらい部数を伸ば
せるか。来年、文春の担当者にこっそり訊ねてみたいと思っている。
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