FSHISOからの転載許諾をいただいたので、ここに全文転載します。
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28863/28868 YIU72425 Lajabor RE:なんだ。
(10) 01/10/22 00:41 28861へのコメント コメント数:1
VNSINFURさん、はじめまして。
>「なぜそれが毒物なのかを明確にするのが言説であり、説明責任でしょうが」
>という単純な問いかけに無回答という状況がある、と考えていたところに
>「ぼく知ってるよー」と始められても。
SYSOPに向けられた質問をPOLO氏が横取りするのが不当であるのはご指摘のと
おりでしょう。しかし、tty氏の答はすでに出ているとPOLO氏が判断するのも
また無理からぬところかもしれません。
えふしそ湯の番台たるtty氏は、刀を持ち込んだ客に注意も利用拒否もしてこ
なかったのですから、いまや一介の素浪人にすぎない花田氏の刀が真剣ではな
くて見栄で差している竹光であることを承知していたのに違いありません。い
まさらのように「日本刀を持ち込んだ」などと非難するのは、PATIOにおける
花田氏のHPに関する発言の延長にすぎないものと斟酌いたします。ずっと黙
認してきたものをなぜ今になって非難するのかと問われても、答えられないの
が道理というものです。
不可解なのは、表に出せないから非公開の場で漏らした陰口について花田氏が
反論を要すると考えることです。花田氏の行為が不当である、なかんずく現代
思想フォーラムにとって不利益であるという認識をもっているのなら、花田氏
にSYSOPとして一言あってよいはずです。花田氏のHPは本フォーラムの会議
室発言でリンクが張られているのですから、当該発言に対するレスの形で花田
氏に納得していただけるように注意を促すことは可能なはずです。にもかかわ
らずtty氏がそうしてこなかったからには、PATIOの問題発言は花田氏の反論を
待つまでもなく、不当なくだらない陰口と判断して差し支えないでしょう。花
田氏がいくら反論権を保証しようが、法的措置を取らないことを約束しようが、
おそらくは発言者自身が下種な陰口と承知しているものを公衆の面前にハンド
ル付きで公表せよと言われても、それは無理というものではありますまいか。
彼らとて羞恥心の片鱗くらいは持ち合わせているでしょうから。
2番会議室で、花田氏になぜFSHISO会員を巻き込もうとするのか繰り返し尋ね
ましたが、納得できる答を頂けませんでした。やむなく愚考を重ね辿り着いた
結論はこうです。
#花田氏は自身の正当性を確信するために常に第三者の判断を必要とする。
これであります。
実名報道でも、FSHISO訴訟でも、裁判所の判断に依存する花田氏の姿を見るこ
とができます。「見よ、結局裁判所は花田を支持したではないか」これが花田
氏のこれまでのパターンです。
つまり、花田氏はFSHISO会員あるいはニフティを証人ないしギャラリーとして
欲したのではなく、裁判官ないし陪審員として欲しがった。法的手段は取らな
いとする花田氏が、皮肉なことに裁判という形式に一番強く依存しているので
す。
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しかし現実的な問題として、このフォーラムでも花田氏のHPでもどこでもよ
いが、PATIOのゴミ発言をアップして花田氏がそれに反論するのを見たいと考
える会員がいるでしょうか? はじめから答の出ている議論の判定役を買って
出る暇人がいるでしょうか?
花田氏に申し上げたい。あなたが正しいのだとしても、やり方を誤れば支持を
得られなくなることは今あなたが身を持って感じているはずです。HPで今回
の騒動についての論評のはじめに「自分自身の「名誉」に著しく被害を蒙った
と感じるとき」としていますね。あなたの「名誉」は陰口などで傷つきはしま
せんよ。tty氏らを「善導」するのが目的なら、彼らに逃げ道を残してやるべ
きだし、ヨリを戻すのが目的ならなおさらのことです。徹底的に叩き潰すのが
目的ならば。。。まあ、勝手にやってくださいとしか言いようがありませんね。
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(以下、花田の見解)
>不可解なのは、表に出せないから非公開の場で漏らした陰口について花田氏が
>反論を要すると考えることです。
これが何故、不思議に映るのか、私もまた実に不思議ですね。
何故、反論を要するかといえば、私がその発言の存在を「知った」からです。そこに不当な
誹謗中傷侮辱があれば、それは「反論」しますよ。私が「読める場」には書かず、私の反論
できない場に書いたということは、むしろ、これは「本音」に近いと解釈できますから、尚の
こそ、きちんと反論する必要があります。「訴訟支援の部屋」というのは、不特定多数の場
での発言ではありませんが、では、これが名誉感情の侵害には当たらないかといえば、こ
れにも諸説あります。つまり「転送が極めて容易な環境下で書かれた文書である限り、そ
れ自体が、名誉毀損、侮辱として成立する」という専門家の解釈も存在しています。
>花田氏がいくら反論権を保証しようが、法的措置を取らないことを約束しようが、
>おそらくは発言者自身が下種な陰口と承知しているものを公衆の面前にハンド
>ル付きで公表せよと言われても、それは無理というものではありますまいか。
>彼らとて羞恥心の片鱗くらいは持ち合わせているでしょうから。
いや、私はtty氏はおそらく「下種な陰口」とは思っていないのだろうと思いますよ。少なくとも
「訴訟支援の部屋」での自分の発言は「正しいもの」だと考えているのではないでしょうか。
「自分も、自分たちも間違っていない」と考えているはずです。もし「下種な陰口」だと本人が
思っていれば、例えば「陰口、誹謗中傷ととられてもやむをえない面があった」ぐらいの意思
表明は示されるはずです。そういうものは、私に対して全くありませんでしたから。
それが「ない」ということは、発言内容も、行為も、対応も、何らやましいことはないとtty氏は
考えているし、おそらくは「訴訟支援の会」のWAKEIさんや、純氏も同様の見解なのだろうと
思います。tty氏はFSHISOで「訴訟支援の会からみて、花田は敵であるというのは、おそら
く正しい」という趣旨の発言を残していますが、或いは事実関係そのものに対して反論する
のかもしれません。少なくともniftyが調査をすれば、それは無視できないと思いますし、最近
は、私自身、そう考えるようにもなりました。ならば、余計「はっきりさせる」必要があります。
羞恥心が片鱗でもあり、ましてnifty訴訟を支援したという会員は、ああいうことは書けないも
のだと私は確信していますよ。
>#花田氏は自身の正当性を確信するために常に第三者の判断を必要とする。
ということはありません。別に第三者のために、私が「反論」しているわけではないからです。
ひとつは、この発言は、私のHPへの言及が端を発したものであり、それならば、読者も含め
て共有すべきだと考えたという面があります。あと、もうひとつは、元々、私が不定期にアクセ
スできる場所には書かず、それが私の知るところとなったからといって、では「非公開の推進
室でやりましょう」などという指定は、全く身勝手な、筋として通らないと私が考えているという
ことがあります。更には、彼らは「公人」だと、私は思っていますので。
>実名報道でも、FSHISO訴訟でも、裁判所の判断に依存する花田氏の姿を見るこ
>とができます。「見よ、結局裁判所は花田を支持したではないか」これが花田
>氏のこれまでのパターンです。
私は高山文彦氏の「新潮45」の当該記事が掲載された際に、その内容を高く評価していまし
た。何故、実名記載に踏み切ったかという出版社、作者の姿勢にも共感する点が多々ありま
した。地裁では被告は負け、高裁では勝ったわけです。私が引用しようと思い立ったのは、
原告側の上告が確定していない控訴判決を受けてのものでした。
裁判所の判断に依存するというのは、ある意味、当然のことです。日本は法治国家ですから。
例えば、それが「自分にとっては、どんなに不当と思える裁判結果」であっても、こればかりは
尊重しなければいけません。で判決には「プライバシー侵害とはいえない」とはっきり書いてあ
るわけです。むしろ、この問題は、自分はその判決に優越するのだという、不思議な世界が
構築されたことでした。それをいいことだとは、私は思いませんでしたね。法における判断を
軽視する、捻じ曲げるような行為に思えました。
>裁判官ないし陪審員として欲しがった。法的手段は取らないとする花田氏が、皮肉なことに
>裁判という形式に一番強く依存しているのです。
ということではありません。公開の場で公正平等な機会を与え、双方が反論するということが
「言論によって生じた問題は、言論によって解決する」という私のスタンスに、最も有効かつ、
効果的だと判断したからです。そのことによって問題が共有できますから。
>花田氏に申し上げたい。あなたが正しいのだとしても、やり方を誤れば支持を
>得られなくなることは今あなたが身を持って感じているはずです。
別に「支持」を得ることが「目的」ではありません。ただ、私は、多くの「名無しさん」がこの問題
をどう考えるかということに関心をもったということです。そして、何人かの方と、このボードを
通して、やりとりをさせていただいた。「苺の書き手はプロパガンダである」というのは、果たし
て本当だろうか。それは確かに「火事場見物」に近い野次馬感覚というものはあるかもしれま
せん。しかし、じゃあ全部が全部そうなのか。FSHISOには書かない、しかし、苺にはFSHISO
のことを書く人々と、私は話をしてみたいとは、ある時期から思っていましたから。
決して「プロパガンダ」ばかりだとは思っていませんね。今では。
私はそのことを確信しました。
>tty氏らを「善導」するのが目的なら、彼らに逃げ道を残してやるべきだし、ヨリを戻すのが
>目的ならなおさらのことです。
私がtty氏の保護者であれば、それは「善導」しなければいけませんが、もちろん私はそうい
う立場にありませんし、他者を善導するような、そういうことは考えたこともありません。私に
は、そういうことはできないという自覚はありますね。
逃げ道というのは、面白い表現ですが、私は、実は結構作ったと思っていますよ(笑)
問題を中途半端にして「ヨリ」など戻るはずはありません。私はそう思いますし、ヨリなどとい
うものは「当人」が戻したくなくとも、戻ることもあれば、周囲がどれだけお膳立てしても戻ら
ないときもあります。「ヨリ」を戻すために妥協するなどということは、少なくともFSHISOでは
私はしませんね。これは断言できます。
自分が悔やむようなことは、もうしたくないですね。
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