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論点の問題。



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534: 一休み中の名無し  2001/10/22(Mon) 22:50
えーと、花田氏がniftyにメールを送る前に、目下の感想なんぞ。

賛否両論あるようだが(あるんだろうか?)、
私は、実は、花田氏がniftyにメールを送るのを楽しみにしている。
花田氏が何をどう書くつもりなのか、
niftyがそれにどう反応するのか、非常に興味深い。

内容的には、これまでの発言から考えるに、相手方が花田氏の要求を受け入れるよう、
何らかの助力(?)を要請するメールになるのだろうか?
だとすれば、個人的な怒りや信念を連綿と綴っても詮方なく、
nifty規約や例の「反論権」に基づく具体的な要請を、「理路整然」と述べる事になるだろう。
ここが面白い。
そして、これに対するniftyの反応が楽しみだ。

と言うのも、私は、結局、花田氏が「ある」「ある」と言っている「権利」を
見ることが出来ずにいるからだ。
「反論権」そのものがあるのかないのかも未だ判断がつかない。
(元発言の検証ができないせいもあるが、それだけではない。)
未知の発言(=関連ログ)の開示を求める事(=知る権利?)、
指定した発言の公開(の許諾)を求める事(=効果的手段の選択権?)、
この2点に関しては、私の考える「反論権」の趣旨からは逸脱しており、
「反論権」行使の為という理由で要求できる事とは、私には思えない。
結局、花田氏には見えているらしい「権利」が、
私には見えなかったし、今も見えていないということだ。

私はこれらの疑問を、花田氏自身に問うつもりは今のところはない。
「権利」というからには、多かれ少なかれ法的な検討も必要となるだろう。
花田氏は法的には素人だし、私もそうだ。
(ま、花田氏は「有識者」のアドバイスを受けているのかもしれないが。)
素人同士では、所詮「見える」か「見えない」かの話でしかなく、
「ある」か「ない」かの話にはならない。
だからこそ、私はniftyの判断を楽しみにしている。
 
535: 続き  2001/10/22(Mon) 22:53
私は、これまでプロバイダにメールを送った経験がないし、
論争相手にそういうことをされた経験もない(と思う。)
だから、正直、プロバイダの反応も予測し難いのだが、
もし、花田氏が上記のような助力(?)を要請し、
niftyがそれを深刻に受け止めたなら、
ある程度、法的な判断も踏まえた返答があるだろうと思っている。
なぜなら、ここ最近、公開された相手方のメールや発言を読む限り、
相手方は花田氏の要求を「無視」ではなく「拒否」していると思われるし、
その理由に付いても、相手方には相手方なりの怒りと信念があるが故と思われるからだ。
双方の怒りと信念がぶつかっている状態で、
niftyが、「花田氏の要求に応じるよう」相手方を「指導」したなら、
それは花田氏には「権利」があるとniftyが判断したということだ。
「指導」の内容如何では、「反論権」「知る権利」「効果的手段の選択権」の
どこまでを「ある」と判断したのかも判るかもしれない。
これはこれで面白い。

一方で、返答無しも含めて、niftyがそのような「指導」を行わなかった場合、
それは、花田氏には「権利」なしとniftyが判断したか、
「権利」のあるなしの判断をniftyが避けたということだ。
どちらにしても、花田氏に「権利」があるとは言えないことになる。
相手方に「返答や説明をするよう」「指導」しただけの場合や、
会員規約の第30条(2)に沿って、「協議するよう」「指導」しただけの場合も同様。
これは、niftyが「権利」のあるなしの判断を避け、中立を保つということだ。
結果、「指導」に沿って、花田氏は開示と公開と説明を求め続け、
相手方は、場合によっては非公開での議論という代替案を提示して、
説明こそするかもしれないが、少なくとも公開は拒み続けるだろう。
そうなれば、niftyの返答の解釈をめぐってあれこれ意見が出た所で、
基本的には、今ままでと何も変わらない。
ただ、私には見えない、だが花田氏には見えている「権利」が、
やはりniftyにも「見えない」のだと判る以外は。
私は、はっきり言えばこれを期待している。
 
536: 続きの続き  2001/10/22(Mon) 22:58
niftyにも見えない「権利」を主張し続けることは無意味だ。
結局、「ある」か「ない」かの判断は法廷でしか出来ず、
花田氏は訴訟はしないと明言しているのだから。
「ある」と証明できない「権利」を、一生、主張し続けても、
相手方に義務が生じることはない。
それでもなお相手方に開示と公開を求め続けるのならば、
花田氏は、「権利意識」を捨てなければならない。
権利ある者として、相手方に義務の履行を求めるのではなく、
対等な言説者として、自らの怒りと信念のみで相手方に対峙しなければならない。
そして、その時こそ、同じく怒りと信念を有する言説者として、
相手方にもそれに応じてもらいたいと私は思う。

ま、ギャラリーとしては、詰まる所これを期待しているんだな(笑)
私には、花田氏の「権利意識」が邪魔でしょうがない。
対等な言説者同士の「議論」(になるのか、本当に?)にとって、
「壁」になっているようにすら思える。
niftyへのメールを機に、この「壁」が崩れるかもしれない。
もし「壁」が崩れたなら、その後、花田氏は何を言うのだろうか。
相手方はどうするのだろうか。
tty氏もまた、SYSOPという「壁」を壊す事ができるだろうか。
因みに、私は花田氏の怒りと信念は理解できる部分もある。
だからこそ、相手方の怒りと信念ももっと聞いてみたいと思う、「壁」のない状態でね。

さてさて、私の期待通りに事が運ぶかどうか。
ま、全く見当違いの期待をしている可能性もないわけではないが。
「壁」が崩れた結果、非公開で事が進むなんて事になると、
ギャラリーとしては、喜んでいいのか、悲しんでいいのかわからん(笑)
どうなることやらなぁ…。
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これを読んで思ったのですが、なるほど上記のような内容というのは、ID晒して書きにくい
ものだろうなぁと感じました。面白いだの興味深いだのと、この調子で書けば、この発言者
はFSHISOでは「花田」に続く「第2の敵」と認定されることは、殆ど余地がありません(笑)

私自身、上記の点については、どういう判断をプロバイダが下すか、非常に興味深いもの
があります。

「反論権」「知る権利」「効果的手段の選択権」の、どこまでが権利として認められ、どこから
先が「濫用」とされるのか、ということですね。私の周囲でも「喧喧諤諤」です。全部認められ
るという見解もあれば、一部認められるという判断もあれば、niftyそのものが「判断を避け
るのではないか」というものもあります。

で、こういうときに「どう考えたか」といえば、仮に「全部却下されたらどうなるか」ということな
んですね。その状況を、かなりつぶさに検討してみましたが、それはおそらくないのではない
かという主張が多い。そういう状況です。実際にはわかりませんが。

では「全部認められたらどうなるか」ということですが、これは「認めない理由」がどれだけ妥
当性を有するかということと絡んできます。これまた、考えていくと非常に興味深い。秘匿に
値する条件とか、反論権を認めたとして、その定義をどう踏まえるのかということになると思
います。

で、私としては「意中の人にラブレターを出すような気持ちで」要請文を書こうと思います。
読み手が「共感」してくれるというのは、大事なことですから。

想いが通じるか、或いはふられるか、それはわかりません。ただ、必ず何がしかの返事は
あると思います。特に、今のniftyは、ということですが。

その返信と一緒に私が送信したメールは全文公開したいと考えています。フェアに取り組むと
いうのが、この問題に対する私のスタンスですから。





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