ワルナスビ

ワルナスビ(悪茄子)

別名:オニナスビ(鬼茄子)/
荒地なすび/野原なすび

科属名 ナス科/ナス属
分類 草本/多年草
花期 6〜10月
花色 淡紫・白
原産 北アメリカ(カロライナ地方)
学名 Solanum carolinense
英名 Carolina horsenettle/Poisonous potato/Ball nightshade/Devil's tomato(悪魔のトマト)/Apple of sodom(ソドムのりんご)
漢名 北美刺龍葵(北美刺龙葵)
花言葉 欺瞞・悪戯・嫌われ者
備考 名の由来は、鋭く硬い棘があり、繁殖力が強く、有毒であり、始末の悪い雑草である事から。また原産地ではもっと酷く 「悪魔のトマト」 「ソドムのりんご」と呼ばれる。日本では1906年(明治39年)に千葉県成田市の牧場で発見、命名され、以後、北海道〜沖縄まで全国に広がる。家畜に被害を与え、作物の品質を低下させる。特にナス科であるため畑に生えるナス科の作物に2年の連作障害を与える。全草にジャガイモの新芽に含まれる毒と同じソラニンという毒を持っている。また、付近に生えただけでナス科の作物の害虫の温床となり、付近の作物に飛び火し削除も困難なため農業関係者にとって非常に厄介な雑草であり、要注意外来生物に指定されている。茎や葉には鋭い棘があり、星状毛が密集している。葉には波状の大きな鋸歯がある。茎の先端に直径約2cmの花を6〜10個集散状につける。花冠は浅く5裂して皿状に開く。果実は液果の球形で黄色に熟す。よく似たイヌホオズキは刺がなく、花が小さく、葉の波状の切れ込みがあっても浅い。
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