ヒガンバナ

ヒガンバナ(彼岸花)

別名:マンジュシャゲ・マンジュシャカ
(曼珠沙華・曼殊沙華)/
リコリス

その他別名 ソウシキバナ(葬式花)/ハカバナ(墓花)/シビトバナ(死人花)/ジゴクバナ(地獄花)/ユウレイバナ(幽霊花)/カジバナ(火事花)/ヘビノハナ(蛇花)/カミソリバナ(剃刀花)/キツネバナ(狐花)/ステゴバナ(捨て子花)/トウロウバナ(灯籠花)/テンガイバナ(天蓋花)/ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)/ドクバナ(毒花)/シビレバナ(痺れ花)
科属名 ヒガンバナ科/ヒガンバナ属
分類 草本/球根性多年草
花期 9月(品種により7月下旬~10月上旬)
花色 赤・白・黄・橙・桃・紫・複色
原産 中国(揚子江付近)
学名 ヒガンバナ・赤:Lycoris radiata/ショウキズイセン(鍾馗水仙)・黄:Lycoris aurea/シロバナマンジュシャゲ・白:Lycoris albiflora
英名 Red spider lily/Hurricane lily
漢名 石蒜
花言葉 赤:情熱・独立・再会・あきらめ・転生・想うはあなた一人・また会う日を楽しみに/白:また会う日を楽しみに・想うはあなたひとり/黄:悲しい思い出・追想・深い思いやりの心・陽気・元気/橙:妖艶
備考 「彼岸花」の名は秋の彼岸頃、突然に花茎を伸ばして鮮やかな紅色の花が開花する事に由来する説と、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、という説がある。「曼殊沙華」は仏教において赤い花を表す梵語に由来し、「この花を見る者は自ずから悪行を離れる」とされる。葉は冬中は姿が見られるが翌春になると枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。中国大陸から稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まったと言われるが、土に穴を掘る小動物(モグラ、ネズミ等)を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み、畦や土手または墓地に植えたと推測する意見もある。山間部森林内でも見られる場合があるが、かつては人里であった可能性を示す。
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