チガヤ

チガヤ
(千茅・茅萱・千萱)

別名:ツバナ(摘花菜)/
チバナ(茅花)/
ケチガヤ/フシゲチガヤ

科属名 イネ科/チガヤ属
分類 草本/多年草
花期 5・6月
花色 白+赤紫+淡黄
原産 日本(在来種)・ユーラシア大陸・アフリカ
学名 Imperata cylindrica/Imperata koenigii
英名 Cogongrass/Satintail/Blady grass/Japanese blood grass
漢名 白茅
花言葉 子どもの守護神・親しみ深い・みんなで一緒にいたい
備考 名の由来は「千=多く群がって生える事から」「茅=尖った葉が垂直に立つイネ科やカヤツリグサ科の総称」の意味から。繁殖力が旺盛で最強の雑草の一つ。チガヤはサトウキビとも近縁で、若い花穂は「ツバナ」「チバナ」と呼ばれ噛むと甘味があり、昔は子供のおやつになったそうだ。古くは古事記や万葉集でも謳われている身近な存在の植物。根茎は利尿、止血の漢方薬にもなる。かつては茎葉は乾燥させて屋根を葺くのに使い、梱包材とした例もある。成熟した柔らかな穂は、火打石で火を点けるときの火口(ほくち)に使われた。
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