雄別鉄道

 大正12年1月創業。釧路−雄別炭山44.1q。新富士−釧路埠頭3.4q。SL10両、DC3両、PC11両、有蓋車10両、無蓋車56両、長物車13両、石炭車33両、ラッセル車1両。
SLは「106」koppel製1C1タンク、「205」koppel製Cタンク、「9046」Baldwin製前美唄鉄道1号、「8721」「8722」。C11×3、「1001」C56。「9224」。客車はコハ1とナハ11が主。

 駅は釧路−新釧路−中園−鳥取−北斗−山花−桜田−阿寒−古潭−新雄別−真澄町−雄別炭山 

 

 旅客列車の時刻表です。他に貨物は一日2往復程度。

 


 昭和42年2月(1967) 阿寒町にて 朝の通勤列車です。昔の客車がストーブを乗せてそのまま走っています。下りのこちらは軽快なディーゼルカーです。ロコが写っていませんがもちろんSLです。釧路を一旦東へ出発した列車は大きく左へ曲がり、やがて逆へ向かって走ります。あたり一面眩しく輝く大雪原の ど真ん中をかなりのスピードで飛ばします。やがて交換の為 しばし止まるのが阿寒町です。停車中の列車を見て一瞬息を止めました.....。

 

 参考にされると良い資料:2002年 ネコパブリッシング ReilMagazine221号
                :2000年 ないねん出版発行、北国の汽笛1
                :1988年 プレスアイゼンバーン発行、北線路(下)
                :1962年発行、私鉄車輌めぐり第2分冊。