室堂〜雷鳥平(泊)〜剱御前〜立山〜雷鳥平(泊)〜室堂 (11/22〜24)
初冬の立山に登ってきました。
11/22 扇沢−室堂〜雷鳥平(幕営) スキーを少々
11/23 雷鳥平〜剱御前〜立山〜雷鳥平(幕営) 初冬の立山登山
11/24 雷鳥平〜室堂
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1日目(11/22) 扇沢−(アルペンルート)−室堂〜雷鳥平(泊) |
早朝白馬を出発し、扇沢で仲間と合流。扇沢では小雪が舞っていて、室堂の天気が気になる。装備を確認し、パッキングを済ませて扇沢駅に向かう。今回は欲張って山スキーと登山の両方をやろうと思ったため荷物が増えてしまい、ザックの重量は30kgを超えていた。
扇沢駅から立山黒部アルペンルートを乗り継いで、標高2400mの室堂まで一気にいく。室堂の天気は雪で風がやや強め、視界は100〜200mほどしかない。今年は暖かかったせいか、室堂周辺の雪は少ない。
身支度を済ませ、雷鳥平を目指して歩いていく。ほとんど夏道を進み、雷鳥平到着後にテントを設営。周りを見れば40張ほどあった。他のメンバーは早速夕食の準備にとりかかったが、私一人だけ雷鳥荘から雷鳥平までスキーを2本滑ってから合流する。夜になると風はやみ、星空が広がっていた。明日の天気に期待しながら就寝につく。
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2日目(11/23) 雷鳥平〜剱御前〜真砂岳〜立山〜一ノ越〜雷鳥平(泊) |
早朝より快晴、雲ひとつない最高の天気だ。
朝食を済ませ、出発の準備をする。トイレは小屋の冬期用トイレひとつだけなので、全員の用足しが終わるまでけっこう時間がかかった。今日は登山がメインなので、スキーは置いていくことにする。
テント場を出発する頃には、既に何組もの人達が剱御前目指して登っていた。ほとんどが山スキーの人達である。自分たちも負けじと斜面に取り付く。時々振り返って遠くに見える山を確認しながら順調に登っていく。
剱御前の手前から風が出始める。天気はいいが、さすがに風は冷たい。手袋を外しているとすぐに手がかじかんでしまう。剱御前で腹ごしらえをし、アイゼンを装着して立山に向かう。別山はピークを踏まずトラバースしていったが、途中危ないところがあり、慎重に通過する。その後は稜線を順調に歩いていく。天気がいいので道に迷ったり雪尻に近づくこともなく、ほぼ夏道沿いに進んでいく。
真砂岳から立山へは急な登りで、アイスバーンの箇所もあった。アイゼンをきかせながら慎重に登っていく。ピーク(富士ノ折立)までくると眼下に黒部ダムが見えてくる。大汝山や雄山で記念写真や風景をこれでもか!というほど撮りまくった。雄山から一ノ越までは積雪量が少なく、露出している岩にアイゼンをひっかけないようにしながら下っていった。
一ノ越でアイゼンを外し、室堂に向かわず雷鳥平方面へ直線的に歩いていき、ようやくテント場到着。
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早朝の立山 |
出発準備OK! |
剱御前への登り |
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雷鳥平を見下ろす |
剱御前より左奥槍ヶ岳、右奥黒部五郎岳
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剱御前より剣岳を望む
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剱御前より白馬岳方面
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立山に向けて稜線を歩く |
真砂岳山頂、後ろは立山 |
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剣岳をバックに(私です)
登山したという証拠写真です |
大汝山より剱岳
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大汝から雄山へ立山稜線を歩く
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雄山山頂 |
雄山より室堂を望む、正面は大日岳
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夕暮れの立山 |
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3日目(11/24) 雷鳥平〜みくりが池温泉〜室堂−(アルペンルート)−扇沢 |
早朝よりピーピー音で目が覚める。何だ?と思ってテントから出てみると、他グループの人達がビーコン探しゲーム(捜索訓練)をやっていた。トイレが混雑する前に用を足す。
今日も天気がいいが、少し雲があるようだ。テントを撤収し荷物をまとめて室堂に向かう。せっかくだからということで、みくりが池温泉に入る。小屋もあと数日で閉めるみたいで、スタッフの人達が荷物を運び出していた。室堂到着後、一般観光客に混じって扇沢まで下山。
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雷鳥平から剱御前方面を撮影 |
出発準備OK! |
唯一の集合写真です
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