北アルプス白馬発 後立山連峰登山情報 by 白馬八方の宿 ペンション【あぎ】 HOME ペンション【あぎ】 スキー情報 白馬情報 登山情報 くらふと studio M i-hakuba 掲示板 連絡先


登山情報
登山情報【あぎ】登山ツアー登山口アクセスバス時刻表山小屋温泉交通


室堂〜立山〜剱沢〜剱岳〜剱御前〜室堂 (9/4,5)

秋の立山・剱岳に登ってきました。

 室堂〜立山〜真砂岳〜別山〜剱沢(泊)

早朝、白馬を出発し、扇沢から立山黒部アルペンルートを利用して室堂まで一気に行く。天気はこれ以上ないというぐらいの快晴。室堂を出発し、一ノ越から立山(雄山)に向かう。一ノ越から先で学校登山が数校あり、登り下りとも大渋滞。原因は登りの先頭を行く生徒が休みながら歩いていたためだった。弱い生徒を前にするのはわかるが、引率している先生は周りの状況をよく把握して隊列を組んでいただきたい。
雄山からは、槍・笠・黒部五郎方面がよく見えた。ここでのんびりと景色を楽しんでいたいところだが、まだ先もあるので、30分ほど休んでから真砂岳・別山方面に歩いていく。別山までくると、正面に剱岳を望むことができる。見るからに岩の山だ。そのあと剱沢に下りて、今日はここまで。テントを設営しているころ、陽がかげってきて、急に寒くなった。

夜、テントの外に出ると満天の星空が広がっていた。あまりの星の多さに圧倒された。これだけの星空を見たのはおそらく初めてだろう。しばらく寒さを忘れて星空を見上げていた。

黒部湖 大観峰より撮影 下は黒部湖
正面はスバリ岳、針ノ木岳
室堂より立山を望む
室堂、正面は(奥)大日岳
(写真をクリックすると拡大)
雄山より槍ヶ岳方面
(写真をクリックすると拡大)
雄山より黒部五郎岳方面
(写真をクリックすると拡大)
雄山山頂 別山より、後は剱岳 剱岳
(写真をクリックすると拡大)

 剱沢〜剱岳〜剱沢〜剱御前〜雷鳥平〜室堂

2日目、今日も朝から快晴。なんて素晴らしい天気だ。おてんとさんに感謝!
必要な道具だけ持って剱岳へ向かう。といっても剱岳往復だけで6時間かかるし、もしもに備えた装備を持つと、けっこうな重さになる。
剱岳へは、一服剱、前剱の2つのピークを越えなければならない。一服剱に着いたとき、正面に剱岳が見えて「何だ意外と近いな・・」と思うが、実はそれは前剱で、剱岳は前剱のさらに奥にそびえたっている。前剱を越えると、岩場・クサリ場が続く。一時も気を抜けない。一番の難所、カニのタテバイを通過し、ひたすら岩の間を登っていき、ようやく剱岳山頂に到着。白馬岳から穂高連峰までの北アルプス、南アルプス、富士山、八ヶ岳、白山、全部がよく見える。前回剱に登った時はガスで何も見えなかったので、今日は最高だ。

下りも岩場が続くので、慎重に下りていく。剱沢に到着後、昼食をとり、テントを撤収して剱御前に向かう。剱御前小屋ではトイレの改修工事が行われていた。雷鳥坂を下り、雷鳥平からはアルペンルートの最終時間を気にしながら歩き、無事室堂到着。扇沢に下りてから大町温泉郷で温泉に入り、白馬へ帰る。

2日間お天気に恵まれ、最高の山行でした。

早朝の剱岳
(写真をクリックすると拡大)
前剱より剱岳を望む 剱岳は岩場・クサリ場の連続
カニのタテバイ 剱岳山頂より白馬岳方面
(写真をクリックすると拡大)
剱岳山頂より立山方面
(写真をクリックすると拡大)
剱岳山頂 剱沢にて昼食中 雷鳥平より立山を望む
(写真をクリックすると拡大)




八方尾根や白馬ジャンプ競技場に近く、温泉まで徒歩1分と便利