木曽駒ヶ岳 (10/20)
快晴のお天気のなか、千畳敷から木曽駒ヶ岳に登ってきました。
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バス停〜駒ヶ岳ロープウェイ〜千畳敷 |
駒ヶ岳ロープウェイへはバスまたはタクシーで入る(一般車両は進入できない)。今回は菅の台の駐車場に車を停めて、バスを利用した。駒ヶ岳ロープウェイは昭和42年に架けられ、高低差950m(日本最大)、終点千畳敷の標高2611.5m(日本最高駅)、所要時間は約7分30秒。
千畳敷に到着後、正面に見える千畳敷カールを登ること約30分、稜線に出る。正面には駒ヶ岳が見えている。後には南アルプス、右に八ヶ岳、蓼科山、浅間山、左に宝剣岳、空木岳などがよく見える。ロープウェイを利用した場合、あまりにも簡単に登れてしまうので、少々物足りなさを感じてしまう。まわりには一般観光客の人達も多い。
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菅の台のバス停 |
駒ヶ根ロープウェイ乗り場 |
千畳敷カール、正面は宝剣岳
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宝剣山荘〜駒飼ノ池〜濃ヶ池〜木曽駒ヶ岳 |
稜線に出たあと、駒ヶ岳→宝剣岳では欲求不満になりそうなので、宝剣山荘から濃ヶ池経由で駒ヶ岳に登ることにした。
宝剣山荘から下りが続く。このルートにはさすがに一般観光客は入ってこない。ほとんど砂に埋もれている駒飼ノ池を通り過ぎたあと、斜面をトラバースするルートが続く。右手に南アルプスの山々がよく見えて、気持ちよく歩ける。
このあたりで標高2,600m付近、山頂に近いのになぜか水が豊富に流れている。地下から水がわき上がってくるのか?疑問である。
濃ヶ池で休憩をとり、10分ほど歩けば再び稜線に出る。今度は北アルプス、乗鞍岳、御嶽がよく見える。ここから駒ヶ岳へ登り返し、右に北アルプス、左に南アルプスがよく見え、何度も立ち止まって山を見ながらの登りで、いつの間にか山頂に到着。
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南アルプスが一望
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濃ヶ池から宝剣岳を望む |
左から宝剣岳、濃ヶ池カール、駒ヶ岳 |
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木曽駒ヶ岳〜宝剣岳〜極楽平〜千畳敷 |
山頂からの景色を堪能したあと、宝剣岳に向けて歩き始める。頂上山荘に下ったあと、中岳に登り返し、宝剣山荘に向かって再び下っていく。宝剣岳は岩場の連続で、クサリ場も数ヶ所あり、また千畳敷側・木曽側どちらにも切れ落ちているので、岩登り初心者の人や、高所恐怖症の人にはお薦めできない。一般観光客の人達が岩にへばりつくようにしながら歩いていたが、非常に危険であるのでやめてほしい。
宝剣岳を通り過ぎたあと、極楽平より千畳敷に下る。千畳敷への下りでは日陰になっていて肌寒い。登山道脇には材木を荷揚げしてあったので、このあと登山道の整備をするようである。
千畳敷に到着後、下りのロープウェイの待ち時間が1時間30分、ひどい場合は2時間以上になることもあるそうだ。週末ということもあり、ツアーのお客さんも多く、非常に賑やかな千畳敷でした。
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駒ヶ岳山頂からの眺め
左から宝剣岳、空木岳、南駒ヶ岳 |
宝剣岳は岩場の連続 |
左から甲斐駒、千丈、北岳、間ノ岳、農鳥岳、富士山
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