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■ 動物ジャーナル77 2012 

  編集室から


 梅雨寒と夏日の繰返しに翻弄されつつ、ようやく出刊にこぎつけました。いつもながらの遅延を申し訳なく存じます。四月半ばに当室のパソコンを新しくしましたが不具合が起り、他の物理的椿事も重なって捗りませんでした。が、並行して次号用の材料入手、同時進行で作業もしていますので夏号出来は早いかもしれません。
 放り出したままの先進国検証を、新しい資料が非常に説得力あるものですので、勢いこんで紹介しました。翻訳には大苦労、訂正等よろしくお願いします。英国の犬事情を知らされますと、そして日本でも同じなのですが、ペップさんの涙が痛切に迫ってきます。菅氏の感性ありがたく、このタイミングにも感謝しました。ユンカースさんも泣いたかしら。
 為谷氏二度目の福島ボランティアには敬服します。いつもながら田口氏の指摘は的を射て、この本が出来上りましたら添えて、東京都へ要望を出そうと思います。
 今号の大きなプレゼントは宮井氏の物語です。ゆったりした世界に遊んでいただければ幸いです。ご紹介下さった真木みどり氏に感謝いたします。末尾ながら連載続行の植松・奥田両先生にも御礼申し上げます。
(青島)