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TOP mook 動物ジャーナル バックナンバー 動物ジャーナル72・最近の報道から

■ 動物ジャーナル72 2010 冬  

  最近の報道から


今回はスペースの都合上、凡例を省きます。内容は二〇一一年二月末までのものです。

ペットを飼えない理由
「最後まで一緒」の自信ない(朝日 11・2・15)

 朝日新聞の会員サービス「アスパラクラブ」がペットを飼っていない人を対象に実施した全国アンケートによると、「本当は飼いたいか?」に対し、「はい」が70人、「いいえ」が165人だった。
(回答者数二百三十五人)
「本当は飼いたい」70人に対し、飼えない理由を聞いたところ、回答は以下の通り。(複数回答)
 世話する時間がない 24
 ペット禁止の集合住宅 22
 死別がいや 23
 家計に余裕がない 11
 最後まで飼う自信がない 16
 家族が反対 10
 家が汚れそう 8
 自分や家族が動物アレルギー 7

 右の回答者のうち、六十代以上に限ってみると「死別がいや」「最後まで飼う自信がない」がトップになる。遺されたペットが可哀想との思いからのようである。

地域ねこ事業、大阪市で本格化 共生できる環境づくりを 
リポート大阪2010(産経 10・9・26

「ねこを捨てる人が一番悪いんやが、餌だけやる人も問題。ねこのことで地域がぎくしゃくし、災害などで協力できなくなることが一番怖い」と話すのは、大阪市内七ヶ所のモデル地区の一つ「地域ねこ愛護会」の会長。六年ほど前から公園へ掃除に行くと捨て猫に会うことが増えた。沢山になると苦情も増すからと自費で不妊手術をしていたが、負担も大きいしただの物好きと見られるだけで活動も広がらないと区長や連合町会とも相談、ルールを検討する中で地域の絆も深めようとしている。
 市は「所有者不明ねこの適正管理推進事業」を本格化させ、市職員がねこを動物病院に送迎するなど独自の試みも。厄介ものと排除するのでなく、住みよくするためと理解してほしいと話す。

放射線照射のキャットフード「飼い猫に異常」集会で報告(赤旗 10・7・18)
 十九日都内でひらかれた「放射線照射食品反対集会」で、オーストラリアから参加した女性が報告。それによると「健康によい」と評判だったカナダのチャンピオンペットフード社の物を08年ごろから飼い猫に与え続けたところ、足の麻痺など脳神経障害が発生した。09年には同国で千匹以上の被害が出たことをふまえ政府に禁止を要請、その年五月キャットフードへの照射中止を実現したとのことである。

深海魚相次ぐ漂着の謎 地震の前触れ? 日本海側中心に詳しい生態不明リュウグウノツカイ
(夕刊フジ 01・2・日付不明)

 蛇のように細長い胴、頭から伸びる赤いひれ。その神秘的な姿をさらすことは殆どない深海魚「竜宮の使い」が昨年末から日本海を中心に漂着したり網にかかったり広範囲で見つかっている。
富山県で年末黒部市の海岸で、高岡市と入善町の定置網に一匹ずつ。石川県では能登半島の千里浜海岸でにがつに四匹、京都府宮津市で年末年始の二か月に十匹網にかかった外、岩手・兵庫・島根・山口・長崎の各県でも見つかった。
 リュウグウノツカイ漂着は地震の前触れという言伝えがある。地震の予兆現象を調べているNPO「大気イオン地震予測研究会」の理事長は「一般に深海魚は、海面付近の魚より活断層の動きに敏感。だが、他に前兆と見られる現象は報告されておらず、この魚の発見も広範囲であるため、今のところ地震に直結するとは言えない」と。
★ 今にして思えば、と、広範囲の地震が起きて思わなければよいのですが。