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気温も社会の出来事も記録づくめの夏でしたが、皆様ご無事でいらっしゃいましょうか。
暑苦しさを振返り、この夏号を見渡しますと、涼風をお送りできていませんことに申し訳なくもどかしさを感じております。放置できない事が多すぎて、時間と体力の限界を思い知りつつ走ってしまった結果が、この誌面でした。
ヤブにらみ植松先生はいつもトップの入稿、獣医師日記奥田先生はラスト近くですが、安定した連載を頂けることは編集室の大きな支えになっています。
五年毎に見直される「動物の愛護と管理に関する法律」、二〇〇〇年の改正時に当会が自民党環境部会にオブザーバー出席し意見を述べたことをほろ苦く思い出します。十年も経ち、今回の改正論議も依然として小手先のもののよう、甲斐氏稿が刺戟になりますように。
動物さんの記録が三編、三様の筆者の構えをご堪能いただけるかと思います。感想文？お待ちいたします。
さて、電子ブックの話題がにぎやかですので、もしも『動物ジャーナル』を電子本化したら？の解説を飯田氏にお願いしました。これについても返球をよろしく。
残暑の間、御大切にと念じ上げます。 （青島）
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