TOP ＞ mook 動物ジャーナル ＞ バックナンバー ＞ 動物ジャーナル67・動物虐待防止会より

■ 動物ジャーナル 67　2009 秋

　　編集室から

［お知らせ］裏表紙の絵について

　今回裏表紙の絵に注目なさった方も多いかと思います。作者は佐世保の鳥谷彩月さん。去年、小学六年生の時に、このポスターを描かれました。
　鳥谷さんは、佐世保市内で動物のために活動する石本さんの募金場所を通りかかり、会話が始って、何度もそこへみえるようになったそうです。だんだん理解が深まったのでしょう、このようなポスターが石本さんに届けられました。同時に、石本さんの活動を応援する作文も、その場所に展示されることになりました。
　石本さんからこういうお話を伝え聞き、見せていただきたい旨お願いしていましたところ、この春他の資料とに送ってこられ、当会編集部で即刻掲載を希望し、ご本人の許諾も得ましたので、ようやく今回裏表紙にその場を確保しました次第、充分味わっていただけましたら幸いです。
　このような若い世代がすくすくと成長されるのは本当にうれしいことです。

［お知らせ］電話相談受けます

　前回、当会ホームページへの相談の中、私（青島）の手に余る案件にお助けを、とお願いを記しましたが、読者・奈良橋孝氏より「私でよければ」と連絡をいただきました。ねこさん犬さん飼育の
経験も長く、病気や薬に関しても詳しい方なので、
何かお役に立つことがあると思います。お電話番号は当会へお訊ね下さい。

［お願い］菜食主義の方とお話ししたい

　今年の春先、次のような相談を受けました。
「むすめが動物を可哀相に思い始めて以来、肉類が食べられなくなった。当然身体が弱り、入院することになった。治療の甲斐あって、家に戻ったが、食事に関しては依然として菜食にこだわっている。精神的にもどうなるか心配で、何か目標があれば心身ともに立ち直るかと、むすめと話をしてくださる方を探しています。ベジタリアン協会というのが大阪の大学にあるのを見つけたので電話したが応答なかった。おたくの会にはいらっしゃらないでしょうか。お魚は食べる方でよいのですが」とのことです。よろしくお願いいたします。

［報告］『動物ジャーナル66』を自治体へ発送

　下関市の新しい致死処分施設に関し『動物ジャーナル65』を自治体へ送付したことは既にお知らせしました。『動物ジャーナル66』では「行政改革と動物愛護事業」と題して安易な民間委託に警鐘を鳴らし、自治体にも考えてもらいたいと思いましたので、百余箇所全てへ発送しました。なお、今号も送る予定です。

［報告］不妊手術補助金終了

　この件終了を告知してかなり日数が経ってしまいましたが、ようやく締めくくりをつけることが出来ました。
　インターネット上に紹介されて以来、申込者の地域が広がり、普通のご家庭で養われる子にもたくさんご芳志を活かすことができました。もちろん後を絶たない外暮しの子たちに奮闘なさる方も多く、今年は三カ所のボランティアさんに多頭分を差しあげました。
　収支報告に見られるように、今年はねこさんだけですが、♀27、♂18のお手伝いをしました。これで残高ゼロとなります。
　長期間お心をお寄せ下さいました皆様、まことにありがとうございました。十余年の総数を誇示？したく思っていましたが、根が尽きました。
　不妊手術の推進で、殺される命が減っているのは確実です。今後また違うかたちで実行もと考えております。

寄付者芳名録

　無し。おかげさまでご寄付辞退を徹底できました。今回にてこの項を終了させていただきます。