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■ 動物ジャーナル 64 2008 冬

  編集室から


 今回で第十六年を終了いたしました。とてつもなく長かったと感じますが、複雑微妙な話柄の多い中、無事のりきれましたこと、読者諸兄姉のお力添えの賜物と感謝いたします。
「動物愛護とメディア・リテラシー」は広い視野から闊達な文章で、純情のみで世を渡る危うさを示されました。是非お役立て下さい。
「チロ」に関しては素早い反応を頂きました。今後もご意見を募集いたします。この事件のせいで愛護を訴えにくくなった、支持者を失ったなども聞きます。そのような事をキャッチなさいましたらご一報下さい。
 この冬号は久しぶりの八十ページです。お気づきのように、犬飼氏の大作を頂きました。ご要望があったからでもありますが、「犬から学んだこと」他、私たちにも有益な示唆が多々あるからです。また種の差を超えた魂の交流、これは続くベベさん、ハナさんにも書かれました。このように慰霊を尽すお手伝いをするのもこのムックの役目かと考えています。
 連載三氏には次年度も期待しつつ御礼を、そして心強い寄稿者各位にも感謝を捧げます。今後ともよろしくお願いいたします。早春御大切に。 (青島)