期待のEversolo DMP-A8：

Eversolo DMP-A6を 導入 以来せっせとこのストリーマ（というか万能機？）で遊んでおり、M2.NVMe SSDに格納したライブラリ音源の音ならびにユーザーインターフェース等に関してもそこそこ評価できると考えている。タッチパネルカラーディスプレーの操作感（反応速度も速い）も良く、リモコンアプリの出来も多機能を使いこなすために細部にも拘りがあって使いやすい。製品に関する紹介や使い勝手の映像などを検索すればワールドワイドでは相当沢山あって好評だと思われるのだが、国内での情報にはとんとお目にかかれない、、、この不思議。

と、そうこうしている内に「 Eversolo DMP-A8 」が発表された。位置付け的にはA-6の上位機になるものと思われるが、何より特筆されるべきはDACとしてAKM AK4499EX/AK4191EQが搭載されること。プリアンプとしての機能と構成も充実じているなど、アナログ出力をメインにされる方にとってはこれは素晴らしい朗報！

年内には出荷されるとの情報なので、国内では来年早々だろうか。それにしても、製品ラインアップの拡充スピードの速いことに驚く。その上で機器としての魅力も満載なのだ。現時点では価格（注記）ははっきりとは分かっていないが、最早国内メーカーが太刀打ちできるレベルではないだろうと推測するし、プライスパフォーマンス的にはLuminやLinnをも凌駕する可能性が高い。
（注記） Eversolo Forum では1,999米ドルとの情報（確定ではない）もあるので、国内価格として30万台前半と推測。

（2023年11月23日追記）
早くも国内で販売開始されたようであるが、 価格 が国外価格に比して何故かリーズナブルではないことはとても残念。（追記終わり）

（2024年3月6日追記）
Bright Tone にて取り扱いが開始された。こちらは価格設定が妥当。（追記終わり）

内部レイアウト：（かなり洗練されている）


筐体サイズは横幅が広くなって、一般的なオーディオ機器サイズ。内部レイアウトも洗練されているし、AccusiliconのFemto Clock搭載や電源部の強化もあって、不足感が全く無いのだ。

12月にはQobuzの国内サービスがいよいよスタートするので、ネットワークストリーマも一家に一台、の時代となるだろうか。廉価なWiiM勢もMini、Pro、Pro Plusとラインアップが増えて気を吐いているし、BluesoundにはNode XやPower Edgeもあって選り取り見取り。つくづく、いい時代になったものだと思う、、、

そんな状況に鑑みて、ついにCDを処分する決心がつき（貴重と思われる僅かな枚数を残して）、 アナログ に引き続き断捨離を行った。結構なスペースを占有していたCDラックが無くなったので、居住空間が広がり快適になったかもしれない。しかし、思う。かってそれなりの費用を投下し、音楽の感動や思い出のみならず、住環境的にも相当のスペースを占めていたアナログディスク、CD等の音源が今やほんの小さな22Ｘ80mmのM2.NVMe SSDに収まっていることを考えると、何か信じられないような隔世の感がある。感覚的にはやっぱり古い世代の人間なんだな～と自覚してしまうのはやむを得ないことだろうか。