△ 「インヴィジブル・ファイア」シーン6


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照明が変わり、第七消防隊の消防署。メットや上着を脱いだせんた、めい、らくすけが出て来る。

らくすけ 「いや〜、間に合ってよかったな。」写真
めい 「まさかの魔族の登場だもんね。」
せんた 「これからは魔族とも戦う事になるかもな。」
らくすけ 「大丈夫。うちらにはどわすれがいる!」
せんた 「だな!」
めい 「でもあの魔族、父親を探してるとか言ってたよね?」
らくすけ 「うちらから匂いがするって言ってた。」

3人、自分たちの匂いを嗅ぐ。角田が出てくる。

角田 「薄っすら匂うのは確かだ。」
せんた 「どわすれ!ありがとう助かったよ!」
角田 「いや…。なあ、みんなは魔族に関して本当に何も知らないのか?」
せんた 「知らないよ。」
角田 「そうか…」
角田 「ところでせんた。姫はやっぱり…」
せんた 「ああ、まだどわすれの事はなんにも。ちゃんと伝えたんだけどな。」
らくすけ 「姫と話せるのはせんただけだし。」
めい 「うちらだって話したいけど話せない。」
らくすけ 「でも匂いはわかる。」
めい 「姫の匂いに間違いない。」
せんた 「お前もわかるだろ?」写真
角田 「ああ…それは…」

アラームがなる。

めい 「おっと、次のお仕事はツイッターの35丁目よ!」

3人、斧を掲げ

せんた 「ワンフォーオール!」
らくすけ・めい 「オールフォーワン!」
せんた 「ネットの平和のために!そして…」
3人 「姫のために!」

せんた、らくすけ、めい、足早にハケる。角田も怪訝な表情を浮かべ、後を追う。
その後、愛が現れ、彼らを追ってハケる。

(作:松本じんや/写真:はらでぃ)

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