ビクター超高感全距離用テレビ

1959年(S34)

右の写真は、当時の週刊誌(2月)のテレビの広告です。当時の週刊誌が30円ですからこのテレビの約7万円というのは、今の週刊誌の値段を200円と計算すれば47万円に相当します。しかし、給与や他の物価を考えるともうすこし高かったと思われます。脚およびイヤホン付というのがいいですね。今14型のテレビは1万円ちょっとで買えますね。だけれども、番組の質も安っぽくなったような気がします。ちなみにこのとしの流行語は「カミナリ族」で、単車(なつかしい言い方)がはやっり、マンガ週刊誌が初めて登場しました(少年マガジン)。テレビの普及率も50%に達していませんでした。ちなみに岸信介が内閣総理大臣のときで、60年安保の前年という年です。


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