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●TSさん、団体職員(建設業)、34歳、男

  1. (学校を卒業してからは)ありません。
    (在学中、生計のために働いていたときを含めると)あります。

  2. 自己実現できる仕事内容ではなかった。

  3. あります。自分の能力では、仕事を全うすることができないと感じたとき。

  4. 良いところ:自己裁量権があること。
    悪いところ:拘束時間が長いこと。

  5. あります。

  6. 体調がすぐれず、長期間休職し、そのまま失業する不安をつねに抱えている。能力や経験など、再就職先に見通しがなく、生計がなりたたない不安を感じている。

  7. 欧米の一部のように、キャリアアップとして評価されるシステムという考え方のない日本社会の中では、転職は「悪しきこと」のように考えられる傾向があるようです。
     本来ならば、自己の発展と職場の折り合いがつかなくなった時点で、転職をすべきと考えます。「終身雇用制・年功序列賃金・企業内労働組合」という日本型労使関係を、資本の論理から掘り崩し、一部の企業戦士と大量の不安定雇用層とに再編しようという現在の労働環境の激変期にあって、今日逆に、「転職を奨励する」ような宣伝が行われていることには、危惧の念を覚えます。
     「天職とは何か? 自らの存在理由は何か?」という問いは、根源的な問いとして重要かと思いますが、所詮「所与の限定的な条件の中で、無限の可能性を追求する」訳ですから、満ち足りることはないのだと思います。「やりたいこと」を「天職」として、見いだすことができた人は、幸福だと思います。

  8. 社会的に有用な労働であること/自己実現の場であり、自己発展の場であること/社会との結びつきや、人間関係の広がりが認識できること/成長や発展の可能性をもっていること 

  9. 自己を社会的存在として規定するもの。その意味では100%を占める。ただし、元来、仕事をしたくない人間なので、その意味では0%。


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