【柿渋の塗装実験】
●無塗装の状態(国産杉フローリング材)

※端材を寄せ集めて作っていますので、節が多いですけど・・・

▲国産の杉材は、色味がだんだんと薄くなり、全体になじんだ色合いに変化していきます。光がよく当たるところは、5〜6年もすると、白木のようになります。写真は、製作してから1年半ほど経過したもの。
米マツの場合は、逆に色味が濃くなっていきます。
●生渋(きしぶ)2倍希釈を2度塗り(塗布後、1年半経過)
▲塗った当初は、もっと薄い色でしたが、だんだんと色味が濃くなっていきます。
●柿渋2倍希釈を2度塗り(塗布後、1年半経過)
▲塗った当初は、もう少し薄い色でしたが、だんだんと濃い色になりました。
【感想】

杉のフローリングにした場合、はじめは、白っぽいところと、赤黒いところがはっきりしてて、「どぎつく」感じる方がいます。でも、柿渋や生渋を塗ると、それが一変して、いい感じになると、私は感じています。和的な雰囲気になると感じる方は多いですが。

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