Bike Friday Meeting の集合場所は京都第3タワーホテルでした。
9:30を過ぎると多くの参加者が集まってきて、
あまり広くないホテルの駐車場は個性的な自転車でいっぱいになりました。
最初にIKDの片岡さんから開始の挨拶があった後、
すぐにグループ毎の走行になりました。
峠コースは、まず、堀川通、北大路通を経由して市街を抜け、
衣笠(金閣寺の少し手前)で住宅地の中の細い道に入り、京見峠に向かいました。
衣笠付近から細い道を少し進むと、突然、21%の激坂がありました。
距離はあまり長くないのですが、路面が凸凹していて、登るのはしんどい坂でした。
私は8割ほどの地点までは登れたのですが、上から車が来た時に止まってしまい、
そこから再スタートできずに押して上がりました。
この坂の上には妙なミラーが設置してありました。
下ろうとする車からは坂の下が見難いので、下を見るためのミラーのようです。
こんなのは初めて見ました。
この激坂ですが、「然林房(ねんりんぼう)」 という旅館の前にあるので、 「然林房の激坂」 と呼ばれているようです。 後で地図を確認したところ、コース上でどうしても避けられなかったのではなく、 わざわざコースに組み込んだもののようでした。
京見峠へ登る道はあまり急な勾配ではありませんでした。
回りは杉林で眺望はあまり開けていません。
奥武蔵の林道にちょっと似た雰囲気でした。
峠に登り切る直前にある 「京見峠茶家」 で昼食休憩になりました。
かなり古くからある茶店のようです。
店内には竃があったり、仏間があったりして、ちょっと変わった雰囲気でした。
京見峠は眺望が開けていない峠でした。
標高は410mほど、市街からの標高差は350mほどです。
京見峠から下った後は中川まで行き、そこで生産されている北山杉の磨丸太を見学しました。
北山杉の磨丸太は茶室や数寄屋の建築材料として使われる綺麗な丸太です。
中川から少し引き返して、持越峠への登りに入りました。
持越峠の標高は400mほど、中川からの標高差は200mほどで、
京見峠への登りに比べると楽な道でした。
持越峠も眺望が開けていない峠でした。
峠を越えて少し下ったところから雲ヶ畑方面の眺望が開けていたので、
そこで休憩になりました。
持越峠は加茂川の源流部にあり、
そこからは加茂川に沿って京都市街まで下りました。
もう登りは無く、ずっと下りの楽しい行程です。
市街の入った後は舩岡東通を経由して今宮神社に行きました。
正確には神社が目的地ではなく、その前にある名物 「あぶり餅」 の茶屋です。
茶屋は参道の左右に1軒ずつあり、どちらも大繁盛していましたが、
今回は右側の 「一和」 に入りました。
「一和」 の 「あぶり餅」 は1人前15本です。
かなり小さい餅なので、15本あっても、すぐ無くなってしまいました。
タレは味噌が入ったもので、あまり甘くなく、飽きない味でした。
黒焦げになった部分がちょっと多かったのが欠点でしたが。
おやつを食べた後はホテルも戻り1日目の走行は終了になりました。
夜は 「佳久」 でパーティが行われました。 京都創作料理の店で、町家を改装した良い雰囲気の店でした。 料理は美味しく綺麗でとても楽く頂くことができました。 価格もリーズナブルで、気に入りました。