ロボット三原則

 生化学者にしてSF作家であったアイザック・アシモフ(1920〜1992)が提唱した。「アシモフのロボット三原則」の名で知られているが、正式には「ロボット工学三原則」と呼ぶ。AIによる自律行動が可能か否かを問わず、ロボットが徹底すべき行動規準として以下の原則が挙げられている。

 2006年のGGG急進派クーデターに際して、オービットベースを包囲した量産型CR部隊に対して、簡易ながらAIによって自律稼動するカーペンターズが直接的な妨害活動を行う事が出来なかったのは、彼らがこの三原則に忠実に従ったためである。GGGに所属する全てのAIロボットにとって、これらは絶対に犯す事の出来ない不磨の大典であり、たとえAIを不当に支配されコントロールされていても、彼らのAIはこれを破る事に強いためらいをおぼえると言われている。