コードネームGF−01。ガオファイガー・プロジェクトによる新型スーパーメカノイドの建造にあたり、ギャレオンに替わってスーパーメカノイドの中核となるべく開発された新型ガオーマシンの制式型。プロトタイプのそれと比較して全長の短縮、重量の大幅な軽減などにより全体的な性能は一回り向上している。人型への変形を前提として設計されたため従来のどのガオーマシンとも一線を画する形状をとっているが、ファントムリングを利用した慣性制御により類希な機動力を発揮するほか、換装無しで大気圏内外を問わず航行することができる。また光学迷彩を使用した機体隠蔽装備・ファントムカモフラージュによって優れた隠密性を有している。特に武装は搭載されていない。エヴォリューダー・ガイとフュージョンしガオファーへと変形する。
設計・建造は獅子王雷牙博士が中心となってアメリカGGGで行われた。その際、運用実績が豊富なアメリカ空軍機のデータも大いに参考にされており、アメリカ空軍戦闘機伝統のFナンバーを与えられている。運用試験にあたっても、アメリカ空軍との演習が繰り返し行われた。
ちなみにファントム(Phantom)とは幻、幻影を意味する。
分類 F−111 PHANTOM GAO
型式 戦術支援戦闘機
所属 国際連合
管轄 GGG長官
研究開発 国際計画
計画主任 獅子王雷牙(アメリカGGG)
適応 搭乗員(獅子王凱専用機)
全長 21.2m
全幅 20.1m
全高 5.3m
乾燥重量 39.5t
全備重量 82.1t
動力 ウルテクエンジン結合Gドライブ
出力 計測不能
推力 5.2t
最高速度 20000kt(大気中)
巡航速度 540kt
初期上昇速度 150000m/min
上昇限界 なし(単機での大気圏離脱が可能)
行動範囲 計測不能
兵装 なし
メインコンピュータ 試作型デルフト量子コンピュータ
コンピュータ言語 Raiga ver.8.1
処理能力 150tflops
備考 ギャレオンのシステムを基にガオファイガーの中核となるべく試作された可変ガオーマシンの制式型。エヴォリュダー・ガイとフュージョンすることでメカノイド・ガオファーに変形する。