Gクリスタルにおいてプログラム調整を受け、本来の機能と姿を取り戻したギャレオン。従来のギャレオンと外観上の相異は少なく、わずかにたてがみの形状が異なる。しかし出力や運動性、機動性、バリア出力など、その機体性能は従来とは比較にならないほど向上している。武装は従来同様にギャレオンファング、ギャレオンクロー、メルティングウェーブを使用可能である。これらを高度に増幅圧縮されたジェネシックオーラを放出しつつ振るう事により、ラウドGストーンを動力源とする遊星種直属のマシン群に対して、ほぼ無敵といってよい程の破壊力を発揮し、バリアもろともマシンを原子レベルに還元することができる。のみならず向上した機体性能が汎用戦闘能においても従来のギャレオンに勝る活動を可能としているのである。
機界新種殲滅ののち、マモル少年と共に三重連太陽系に帰還を果したギャレオンは、そこで活動を開始したソール11遊星種と遭遇。交戦ののち、Gクリスタルへと到達した。その中で「真実を知った」マモル少年によってプログラム調整を受けながら、ギャレオンは遊星種に対する反抗の時を待っていたのである。三重連太陽系Gクリスタル跡地上空における戦闘で初めて運用された。
エヴォリュダー・ガイとフュージョンすることで完成する対ソール11遊星種専用戦闘メカノイド・ジェネシックガイガーとなる。そして、更にジェネシックドライブによって最終安全装置を解除される事で、同様にジェネシックオーラによって稼動する4機のジェネシックマシン、すなわち、ブロウクンガオー、プロテクトガオー、スパイラルガオー、ストレイトガオー、ガジェットガオーとのファイナルフュージョンが可能となり、ジェネシックギャレオンは究極の「破壊神」ジェネシックガオガイガーの中核となるのである。
なお、木星におけるGGGの対機界31原種最終作戦において、ギャレオン内部に残されていたカインの意思は完全に消失したとされている。だが、もしその意識が、遊星主たる「自身」と相対した時、一体何を思うであろうか・・・。だが、ギャレオンは本当の勇者にこそ、その顎を開き一つとなることを許す。実はギャレオンこそがジェネシックガオガイガー誕生における最初の、そして最大の封印なのかもしれない。
分類 G−stone driven Core
Machine of GENESIC GAOGAIGAR
型式 ライオン型ロボット宙間仕様
所属 不明
管轄 不明
建造者 不明
全高 9.8m(肩頂部まで)
重量 118.1t
主動力 不明
推進装置 不明
出力
over210000kw(約273000馬力以上/推定)
最大走行速度 450km/h
最大飛行速度 2.8Mach
行動範囲 計測不能
特殊装備
ジェネシックオーラ/ギャレオンファング/ギャレオンクロー/ジェネシックボルト
備考
ギャレオンが本来の能力と姿を取り戻した状態。ジェネシックギャレオンが真に勇気ある者として認めた者のみがフュージョンすることができ、ジェネシックガイガーとなる。