CR部隊

 国連安全保障理事会議の決議の下に運用される、国連特別治安維持部隊の俗称。その主力装備として、アメリカGGGが主体となって開発した量産型コスモロボ(CR)が多数用いられていることに由来する。量産型CRに搭載された簡易型ソリタリーウェーブライザーによる複合ソリタリーウェーブにより、非常に高度、かつ限定的な破壊力を発揮することが出来る。
 GGGが異星文明やバイオネットなどの国際犯罪組織による大規模破壊活動に対応するのに対し、CR部隊は紛争地域における戦闘停止活動に従事するものとされている。しかし皮肉なことにその初出動は、2007年独自行動を開始したGGGに対する制圧作戦においてであった。このとき結果としてはGGGの活動を抑止することは出来なかったが、その能力は高く評価され、GGG機動部隊が不在となったこともあって、現在はGGGに代わる治安維持戦力としてバイオネットなどの国際犯罪組織に対抗している。
 初代司令官はヤン・ロンリー博士。