P...馬蹄段

 先のページで説明したように坂戸城の馬蹄段の観察はブッシュがはげしいのでかなり困難です。
 今回(1997年)の調査では、時間の制約上、この馬蹄段しか観察できませんでした。ここの観察は城郭観察中級者?(゚_。)?(。_゚)以上の方以外はさけたほうが、無難でしょう。
 例のごとくそのままの写真だとちょっと遺構がわかりづらいのでケバ図ガイド入りの写真も掲載しときます。
馬蹄段の一部

馬蹄段の一部(ガイド入り)


大発見か?(゚_。)?(。_゚).....馬蹄段の石垣?



 はげしいブッシュをかき分け、すべり降り、上記馬蹄段にたどり着き、ふと、上を見ると野面積みのような石垣跡を発見!!。(@o@) 
 観察当時(1997年)私は馬蹄段で石垣を用いた城をあまり見た記憶がなかったため大変感激しました。同時に、「今まで観察した城の中にも実は地面の下に石垣が潜んでいる可能性がのでは....」という考えが浮かびました。
中世城郭の魅力が一般の方にも理解してもらえれば、巨額な発掘費用(どれくらいの費用になるかは見積もったことはありませんので見当もつきませんが(^_^;))を使うことにも理解が得られやすくなるので、きっと多数の自治体などが積極的に中世城郭の発掘調査を行うようになるのでしょう。そうすれば、もっと明瞭に中世城郭の実像がうかびあがってくるでしょうね。
 それはいつのころになるのやら(^_^;)....

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