6/28/ウウウウ、唐突にカルピスが飲みたくなる40男

暑いねえ。ウウム暑い。なぜだか分からんが、唐突にカルピスが飲みたくなってしまった。なぜだ?なぜだ?カルピスなんかここ何年も飲んでないんだけれどなあ。

デンマークがチェコに負けた。まあ、ハッキリ言って順当だけれど、素晴らしい健闘だった。ACミランのトマソン以外、ビッグネームと呼べるだけの選手もいなくて、タッパも小さい選手ばかりだったのにこの活躍。スゴイジャナイ!お見事!しかし、チェコ、スゴイネ!スンばらしい。思わずTVの前でスタンディングオベーションしてしまいました。切れまくっている。
これでベスト4が出そろった訳だけれど、ギリシャ、ポルトガル、チェコ、オランダ。誰がこの四強を予想できただろうか?いや、予想できた人はほとんどいないと思う。意外すぎだもん。この後、開催国ポルトガルはオランダと、躍進ギリシャは切れまくりチェコと対戦する。常識的にはチェコが順当、オランダvsポルトガルは、ハッキリ言ってワカラン!正味どっちが来てもおかしくない。いやはや楽しみ。でもワウワウ入っていないから、どうしてもハイライト場面しか見られないんだよね。残念!!

Jリーグはマリノスが優勝した。しかし、優勝決定戦の割には審判のレヴェルが低かった。せめてここくらい、レスリーさんにやってもらえばいいのに。あんな所で本山退場させちゃ、試合そのものが台無しじゃん。しかもイーブンボールだったじゃない。あんなのアクシデントでしかないじゃない。せっかくの緊張感がなくなってしまった。ルールで取り締まるなよなあ。判断してくれよ。審判なんだからさ!

さて、今週は頭からお仕事がまとまってやって来ている。忙しい事になりそうだ。まっ、とりあえず、カルピス買って来ようか?でもね、冷蔵庫に入れておくでしょ。次に飲みたいなあ!なんて思った時には、すでに餓えた野獣どもがスッカラカンにしているんだよね。たぶん・・・。「お父さん用」とか書いておいても少しずつ少しずつ飲まれてしまうんだよね。きっとさ


6/27/ペナルティキック

いよいよユーロも佳境に入って来た。スペイン、イタリア、イングランド、フランス、ドイツ、ウ〜〜〜〜ム、こう並べると豪華だよねえ。これら、いわゆる老舗ブランドの列強はすべて破れ去った。そんな中、開催国のポルトガルは生き残っている。オランダも大会序盤にくらべるとようやく息が合って来た。残るはチェコvsデンマーク。僕がもっとも気にする一戦である。
しかし、この老舗ブランド達の敗退の意味するものは、いったいなんだろう?それは/24にも書いたけれど、その列強の国々のリーグのあり方に問題が隠されているんだと思う。要は、自国の若い選手育てずに他国から巧い選手を寄り集めて戦うチームの姿勢の反作用が如実に出ちゃっているわけである。スペインのレアルマドリッド然り、イングランドのアーセナル、チェルシ−然り、ドイツのバイエルンミュンヘン然り、イタリアのトップ(ミラン、ローマ、インテル、ユベントス)然りである。これにくらべ、ポルトガルはどうか?フィーゴはたしかにレアルマドリッドに在籍しているが、他の選手たちやリ−グそのものを顧みると、他国のスーパースターに頼らず、比較的若手にも出番の機会が与えられ、そして、そのメンバーたちが着実に育ちつつある。今回、フィーゴを下げて後に勝利を得た事を見てもお分かりになると思う。
どこかの国の野球チーム見ても「若手が育たない」理由は分かると思う。おっと、アメリカにもそんな球団があったね。

さて、オランダはどうなのかというと、ここは国そのもののサッカ−の考え方が、個人のスキルを基本としたシステムサッカーであって、個々のスキルというのは、ヨーロッパでも随一なのではないかと僕は思う。無論そのスキルの中には、イマジネ−ションも含む。幸いな事にこのチームの場合、なんとかグル−プリ−グ最終戦までに全員の意志統一が果たされ、チームとして機能しはじめた。そんな所ではないか?機能されはじめちゃえば、これはやっぱりスンゴイ強い訳だ。今朝の試合で見せた攻撃のバリエーションの多さだけでも感動してしまう程である。オランダのサッカー選手には間違いなく翼を持った選手が多く存在しているように思う。翼を持った選手。つまり、ピッチ上にいながらその状況を空から眺められる選手である。そういう良いサッカー選手は、 絵を描かせてもうまい。常に多角的な視点を持っているからである。

いやあ、某解説者は「主役のいなくなったユーロ」と 言っていたけれど、本当にバカなのね。サッカーしかして来なくて、しかも「多角的視点」なんて食べた事もないのが良く分かるわ。今回のユーロの現状は、まさしく欧州連合の現在の縮図と言って良い。ある意味、主役登場の新しい形の出現なんだと思う。

ところでPK合戦と言うのは、次戦進出決定戦であって、記録的には試合は「引き分け」である。また、なぜ名のある選手ばかりが、はずすのか?と言えば、そういう選手はいちばんプレッシャーのかかる順番を任せられているからだと思われる。たかが10ヤードの距離のFKだが、世界であれ程大変な10ヤードは、存在しないと思うのだがいかがなものか?


6/24-2/チンポコの大きさ

下品な題名で申し訳ない。しかし、何なのだ。この毎日やってくるスパムメール。まあ、こっちのキビシ〜〜〜所を突いて来てはいるのだが、そんなにオイラはドラッグに頼ったり、増大装置に頼ったりする必要はないのだ(テクニックで勝負だぜ!!・・・・スイマセン! ウソつきました)いや、しかしながら、日本人相手に急激に3inchも大きくしちゃったり、バイアグラだの妖しいバリウムだの、正味、興味はないんである。(いやしかし、引っ掛かっているジャパニが多勢いるからこそ送ってくるんだろうなあ)いや、生殖機能はまだあるんだと思うよ。でもいわゆる動物の生殖行動に心動かされたりはしなくなってしまっているね。(今の所)そこに伴う人間の動物行動は野生のソレと違い、快感を追い求めて行くものに変貌しているのも分かる。(それは意外と好き)だからと言って、そこだけ抽出したアドバタイジングつうのには賛同出来ないな、ボク。
もう少し、ウィットに富んだ切り口とかアプローチつうのが欲しいんだよ。正味の話。ストレート過ぎる。もう少し、ヤンクスのリヴェラのように早いのに曲ってしまうカットボールのようなキレがあって、コクもある、アドバタイジングでないと、僕らは納得しないのよ。つまりその後の「MORE!」をクリックはしない。
僕なんかは典型的な日本人だから、その太さ、大きさ、質量等には、いたって自信はないわけだが、それでも外目にはナカヨシ家族を形成できてるし、家族と言う事は、確実に自分のDNAを後世に残せている訳で、(いや、これには自信ある。残念な事に二人とも間違いなく僕のDNAを受け継いでいる)
正直な話、他に何が必要なのって感じが否めない訳よ。 後は何が必要?カタサ?持続力?ウ〜〜〜ン、良いじゃない。そんなのどうでも・・・。 もう、こっからは和やかで穏やかな人生を選択しちゃいたいなあ。そうじゃない、人生のメインの部分は、いまだに波乱万丈なんだからさ。それも選んだ結果なんだけれど、その事に少なくとも僕は後悔していないんだからさ。


6/24/ゲルマン魂の崩壊

無敵艦隊スペイン、スーパースター軍団アズーリに続き、’02Wカップセミウィナー、ゲルマン魂ドイツも一次リーグで敗退した。
まあ、このグループは今ヨーロッパではダントツに波に乗っているチェコが早々に一次リーグ突破を決めていて、ドイツかオランダかどちらかが敗退しなければならなかった訳で、それでも大方の下馬評は「オランダ敗退」に傾いていた。しかし昨日の試合、オランダは、プライドをかけて勝利し、チェコは主力級を数名温存しながらも、手を抜かず、ドイツを粉砕したのであった。
相次ぐ列強の脱落。これは何を意味するのだろう。端的に言えば、実力の均衡化が考えられるのではないか?チェコ、デンマーク、スェーデン、ギリシャなど今回のユーロで活躍している各国の選手達のほとんどは、今回敗退して行ったいわゆる「列強」と呼ばれる国々のリーグに籍を置いている。しかもそのチームではもちろんの事に主力な訳である。彼らがいなければクラブチームが成り立たないであろうポジションにいる選手だって少なくはない。しかもその比率は、ユーロ統合以降、確実に延びているのである。つまり、チームは変われど、そこでプレーしている選手達は紛れもなくヨーロッパの列強のトップの選手達なのである。
たとえば、デンマークの点取り屋トマソンはACミランの選手である。もし彼がイタリア代表だったら今回の様相は一変していたに違いない。ドイツのサイドバックにバイエルンミュンヘン所属のフランス代表リザラスがいたら、やはり同様だろう。
伝統ある列強の国々が弱くなったのではない。ユーロ全体のレヴェルが上がっただけの事である。
さて、僕の一押しのデンマークの相手は、なんとチェコだそうだ。チェコかあ・・・。デンマークの完成度は高いが、チェコの熟成度はデンマークを上回る。ウ〜〜〜ム、ムズカシイかも知れない。それでもデンマークの頑張りを期待しよう。
ちなみにジャパンは、このチェコ相手に勝っている訳だが、だからと言って、ジャパンの力がそこまで上がったと思うのは時期尚早である。あれはあくまでノンタイトルのプレゲームであって、モチベーションは格段に違う。正直言えば「俺たち、あのチェコに勝った事あるもんね!」位の勘違いして、自信を持ってくれるんだったら、それはそれで良いのだが・・・・。


6/23/アズーリの不覚

ユーロ2004、Cグループ。スーパースター軍団アズーリが一次リーグで敗退した。解説者の皆様はトッティの出場停止とビエリの体調不良が原因だと、のたまわっているが、木村的にはチョト違う。僕は、今回の敗因の多くは、世代交代の出来ていないデフェンス陣にあると考える。カンナバロもネスタも出場していたが、2002Wカップ時よりもバランスが悪かった。元々、イタリアというチームはカテナチオと称される堅固な守備力から成り立っているチームなんである。スーパースター揃いの攻撃陣に目を奪われがちだけれど、固く固く守って、デフェンスラインからビルドアップしていくチームなんである。そう、元々、デフェンスというけれど、GKからのボールはすでに攻撃の始まりなのである。野球と違い、守備の時間、攻撃の時間なんてのは区切られていないのがサッカーなんだから。つまり、後ろのリズムの悪さは、前に響く。コレ当たり前なんて話である。イタリアが早急に探し求めなければいけないのは、新しいデフェンスのスターであると僕は確信する。そしてもう一つ、自分達がすでに特別な存在でない事に気が付くべきである。この一事に関しては、同じく一次リーグ敗退した無敵艦隊スペインも同様である。
今回、デンマークとスェーデンが八百長した(もしくは裏取り引きした)などと言う人もいるが、それはあまりに無知すぎる。いかにトップレヴェルであろうともスコアレスドローならともかく、2-2なんて八百長はなかなかできるものじゃないし、試合を観てみればそれがフレンドリーな気分はあっても、真剣勝負であった事は充分に分かると思う。特にデンマーク、僕はこのチームに注目したい。とにかく完成度が高い。これからどういう対戦になるのか、不勉強ながら木村良く分からないが、今の所、木村的な希望をいえば、フランス対デンマークが決勝を争うような戦いが観てみたい。

ところで、私事だが、1ヶ月程前から意味不明な頭痛とメマイに悩まされていて、その状況で倉吉にも行ったのだが、倉吉にいる間にDr.隆パパに相談したら、「CT撮ってもらうといいよ」と助言をいただいたので、昨日掛かり付けに相談の上、来月半ばにMRIを撮ってもらう事にした。まあ、掛かり付け曰く、「90%、神経痛」と診断されてしまったのだが、何もなければよし。何かあったら困ってしまうもんね。というつもりで検査する事にした。フリーは辛いのだ。ムムム


6/17/気圧注意報

この時期、東京の気圧は刻々と変わる。大胆に変わる。人間の体は、意外にその影響を受けてしまう。特に僕の場合、昔の古傷の影響で、首に影響が出やすいようだ。とにかく何にもやる気がなくなってしまう。背中が鉄板のように固くなってしまう。顔の造作が顔の中心に集まってしまうような頭痛が起きる。ムムムムム。
かと言って、仕事を休む訳にも行かないし、お風呂にゆっくり入ったり、汗の出るように熱い飲物飲んだりして、対抗するのだが、いやはや、今日はキツイワ!もう一度、お風呂に入って早く寝よう。明日は小淵沢に出来た鳥の画家、故薮内さんの美術館のオープニングにお伺いする予定である。これに関しては、もう少し体調の良い時に報告する。

さて、世の中は不思議である。下の日記で気候が変わって来た事を書いたら。旧知の事務所から「地球温暖化を子供達に知ってもらうためのパンフのタイトル」のデザイン仕事がやってきてしまった。しかも大急ぎ。ネーミングはどう考えてもピンとくるものではなかったが、そこはプロだもん。完全オリジナルフォントでパパパっと4案作って送りました。およそ6時間一本勝負。いいのか?そんなに早くこなしてしまって・・・。しょうがないのだ。今週末も忙しいし、例のドリームワークスも佳境を迎えつつあるんだもん。


6/14/梅雨の晴れ間

ウ〜〜〜ム、良い天気だ。梅雨はどこ行ってしまったんだろう?サワヤカだ。
・・・・が、今回の梅雨の入り方やこんな風に梅雨の合間に晴れの日が続いてしまっているのは、明らかに気候が変わって来ていると言う事である。豊かな文明の恩恵だけにあやかって、その文明の裏側にある小さな病根に目を向ける事をしないと、地球はいつか大きな病気になって、取り返しの付かない事になりそうである。「その頃まで生きていやしね〜〜ヨ!」と言うかも知れない。しかし、自分の子供の事を考えて欲しい。まだ見ぬその子供の次の世代の仲間の事も・・・。そして、彼らを取り巻く環境や動物達の事を思い浮かべて欲しい。昨年、日本全国は電力供給量が間に合わず、CMなども含め、節電を皆に求めた。今年は問題になっていた原子力発電も再開され、3%程の余裕があるのだそうだ。しかし、要求される電力を要求されるままに供給するのではなく、供給出来る体制があったとしても「節電への努力」を啓蒙すべきではないのだろうか?電力は溜めておく事が出来ないから。作った分は使って欲しいのかも知れないが、毎年毎年事に対応するのでなく、もっと長期の視点で物事を考察して、積極的に「みんなでガマン」するクセ付けて行かないと、悲惨な状況は、「スグそこにある」ような気がする。
下にも書いたけれど、確かに文明によってもたらされた数々の「便利」は素晴らしいのだが、良く考えてみると、たとえば泊めて頂いたログハウスの不便さみたいな部分に妙に感動しちゃったりしている自分がいる。不便だけれど、大きな偉大な自然に包まれた自分がものすごく幸せだったと感じたりする。全く自分でも支離滅裂だと思うけれど、少なくとも自分の息子達とそこから繋がるもっと多くの次の世代に文明によるものでない「感動」を伝えたいと、ちょっとマジメに考えてしまう。梅雨の晴れ間であった。そう言えば、むかし昔のビックリハウスで季節川柳みたいなのがあって、こんな川柳があった。
「俺の愛、俺の生き様、セントツーユー」
作者は矢沢永吉氏である。まあ、たぶん、「成り上がり」同様、影の糸井氏の作品だったのでは?とも考えてしまうが、いずれにしても今の僕の気分である。


6/13/色々あってさ・・・。

んな訳で、倉吉から帰宅しました。飛行機だと近いわあ。乗ってる時間は約1時間だもの。便利だわ。
で、そのイベントの詳細は、書きたいけれど、ちょっと体力と時間がないので、あえて、次にするけれど、まあ、最大の目的としていた先生達の心の解放の一端は出来たのではないかと思う。これからは、僕らがいなくても先生達が代わりに実践してくれるものと信じたい。一番大事なのは「こうでなくてはいけない!」と決めつけてしまう頑なモノサシではなく、「オット、こんなのもアリ!」と許し、認められる「勇気」なのである。人間は一人一人違うから楽しいのだ。絵と言うものも、みんなそれぞれ答が違うから素敵なんだ。画一的に「上手な絵」を定義したり、押し付けたりしても、それは個性の無視であり、
正味の話、ツマンナイ絵を描くやつの量産にしかならないんである。どんな絵にも「良い所」がありそれを見つけて上げる事は、実はかなりの訓練を要するのだが、見つけてあげられると、それはそれで観察者としても「ヨロコビ」があるものなのである。その辺が先生達に理解してもらえたかが一番の問題だけれど、まあ、現時点では、いいんじゃない?
ブタだってほめられると、木に登るものなのである。誉められて「勘違い」して、自信を持ってくれればそれでいい。人間は考えてみれば、皆「勘違い」しながら生きているのである。だから、面白いんである。

ところで、今回の倉吉行では、農芸高校の先生の山の別宅に泊めて頂いた。スンゴイヨ!手作りログハウス。全部手作り。小さいけれど、そこかしこにコダワリがあって、感動しちゃいました。しかもお風呂はゴエモンブロだった。コレも良い!エクスタシーである。家の周りにはキジがウヨウヨ、タヌキもやってくる。倉吉の人々は、そこにその状況がある事が普通の事かも知れないが、東京および都会人(失礼)にとってはオドロキである。これはこれで素晴らしい観光資源であると言ってよい。倉吉の街並も観光化はされているが、それが他のどの地域にも似ていなくてさりげないのがとても好感が持てる。良い街だ。つくづくそう思う。この辺の事を帰りの飛行機内で気が付いて、2分で企画書の原案が出来ちゃいました。

佐世保の事件を受けて、全国的に「カッターの使用の限定」とか「子供のチャット禁止」とか「交換日記の禁止」なんて動きが出ている。一言で断言しちゃうけれど「バッカじゃない!ていうかバカ!」人を殺すにはカッターの使用を制限したって、何も意味はないと思うよ。だったら、金属バットも禁止にしちゃわなければならないだろうし、家庭科で包丁も使わないようにしなければいけないでしょう。カッターにしても金属バットにしても包丁にしても本来の目的が「人を殺す」ための道具でなく、感動や驚きを伴った「喜び」を生み出す道具であることをキチっと教えるべきなんだよ。シンナーやブルーダインにしてもそう。ラリるためでなく「文化」を生み出すために生まれた品物である事を教えるべき。出来うる事なら、その感動を「感動」として経験させてやれば、違った使い方はしないと思うよ。道具に魂があるわけでなく、使う人間に魂があるんだからさ。交換日記に今回の原因があるのなら、事件はもっともっとたくさん起きていなくてはおかしいしいし、ネットのせいにするのもいかがなものでしょう?
今回の問題の根幹にあるものは、上記ワークショップでも書いているけれど、一人一人が皆違っていて、当たり前なのに「子供らしい子供」なんて「偶像」を作ってしまっている大人の側に「甘えと能力の欠如 」が、あるんじゃないかな?紋切り型で申し訳ないけれど、子供にしても大人にしても「・・・らしい・・・」なんてのは、勘違いで、皆違うんだよ。何かの枠に無理矢理押し込もうとするから問題が起きる。「皆が違うから皆素敵」の立場でモノ事を考えて行くべきだよ。

レイ・チャールズが死んじゃった。スンゴイショック!ある意味、一時代の僕の父だったのに・・・。僕の心の拠り所だったのに・・・。レーガンも死んじゃった。彼は拠り所じゃなかったけれど、僕は彼のジョークは好きだった。彼が銃撃された時、「ダッキングを忘れたぜ!」というジョークもかなりイケテたし、そこから病院に運ばれた時、手術前に医者に向かって「君は僕の政党支持者だろうね?」なんてジョークも気が効いてるじゃないか?それでも彼は93、まあ、正味天寿です。

さて、阪神タイガース。最下位は脱出したけれど、どうなの?って感じ。でもさ、ベテランのタイガースファンにとっては、心休まる日々である。非常にマゾヒスティックな意見だけれど、今の状況が享受出来ない人はダメです。ニワカファン!勝っても負けても言い訳にしてクダまく位の意気込みとアキラメをおおらかに持たないとタイガースファンはやっていられません。まあ、勝つ時は勝つし、負ける時もあるよ。勝敗は兵家の常なんである。まだまだオ−ルスタ−前じゃない。ゆっくり行こうよ。 近鉄がとうとう音を上げてしまいました。オリックスと一緒になる方向で考えているそううです。実現したらパは5球団、中村は何番になるんでしょう?近鉄と言う球団は歴史もあるし関西圏では好きな球団の一つなので、できる事ならここだけの話、もう少し煮詰まったところで「吉本興業」が買ってしまうのが良いと個人的に考えます。本当ならば吉本さんには、タイガースを買ってもらいたかったのですが(だって、衛星チャンネルも持っているし、選手の引退後の就職先にも困らないでしょう」でもいいや。吉本の木村さん、近鉄買っちゃえば!中村一人で元取れるよ。

今日は徒然とここまで・・・!まだ、たくさんネタはあるんだけれど、また今度。


6/10/案の定

昨日のインド戦、7-0で日本は勝った。ジ−コ含めマスコミも選手も「大勝だ!」と大騒ぎしていた。
が、僕は不満だと観戦記に書いた。今朝起きて、気になっていたのでネットをチェック。ホラネ、ヤッパリだ。当面の敵となるオマーンは昨日、日本vsインドの数時間後にシンガポールと戦っていた。その結果はオマーンが7-0で勝利。それでもそのオマーンに久保の奇跡のゴールで勝っているから、かろうじてグル−プ首位は確保しているけれど、得失点差はオマ−ンの方が上。つまり、もう取りこぼしは出来ないんだよ。特にオマーンとはアウェイでの戦いが待っている。Wカップ予戦でキワドイ勝負になったら、色んな意味でのアウェイの試練が待っている。それでもその試合に勝ってしまえば、まあ、問題はないのだが、それこそ「大勝」したインド相手だって、9/09に試合なんていったら「灼熱地獄」の試合だろうし、ボトルに入れてある水は『ミネラル』でも入れてあるボトルを洗うのは水道水。U23の選手達がお腹を壊してベストパフォーマンス出来なかった記憶も新しいと言うのに・・・・。しかし、オマーンもいやらしいね。何も七点ピッタリに合わしてくる事はないだろうに、しかし、これだって戦略だと考えられなくもない。そういうシビアな戦いなんだよ。ワールドレヴェルのサッカーつうのはさ、ランキングなんて関係ないんだよ。今頃田嶋さんが苦虫噛み潰している顔が目に浮かぶね。

さて、それではそろそろ倉吉に向かって家を出ます。
本日、並びに明日のメールでのお返事は週明けまで遅れます。あしからず・・・・。


6/09/〆切り際の魔術師?

毎月10日辺りが〆切りの仕事がある。ある月刊誌になぜだか八コマ漫画を描いているのである。まあ、以前書いたけれど(もうずっと前だけれど)絵本描きというのは、正味、「漫画家」の中の一つのカテゴリーだと考えているから、別に不思議な事ではないんだけれど、それでもワンカットのイラストよりは頭も使うし、時間もかかる。特に今連載しているこの漫画の場合、「お題をいただいて描く」のである。その「お題」によっては、思わぬ苦労をする事もある。正味、全てが自分の経験ならビジュアルが思い浮かぶのだが、自分のビジュアルのボキャブラリーに 「お題」に添ったモノがない場合、仮想体験するしかないし、それが未知の部分だったりして、お手上げ状態なんて事もある。それでもこっちはプロだから、やっつける訳でなく、試行錯誤しながら毎月戦うのである。今回のテーマも実は、お手上げ状態に近かった。仕方がないので代案を出した。それが一昨日。で、昨日朝から考えはじめて、夕方に納品した。
しかし、昨日はワヤクチャだった。 倉吉行に向けて、先方に確認の電話をして、自分の著作60册にサインを入れ、発送手続きをして、さらにカミさんが遅番だったので、買い物行って、風呂掃除して、息子の宿題見て、カレーを温めはじめた。ところが、上記、漫画のツメに入ったところで、いや〜なニオイが立ち篭めて来た。「ワッ!カレー焦がしてしまった」あわてて、上澄みだけすくい、他の鍋に移し、救済処置をとったけれどダメ!焦げ臭くてカレ−好きの息子さえ「食べない」と言う。ム〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!マイッタ!こんなミスはほとんどした事ないんだけれど・・・。息子も言ってたよ。
「父さんもたまには失敗するんだ!ハハハ」フ〜〜〜〜ム仕方がない、「今から何か作るから風呂入ってしまい!」息子に言って、夕飯を作った。簡単なものだけれどウマイからレシピを紹介しちゃおうか。
*豚肉の梅肉炒め(制作時間、材料の下ごしらえ含めおよそ10分)
*材料:豚肉(肩切り落としとかでいいよ)、ニンニク、梅干し(種をとってタタク)、焼酎もしくはお酒、ゴマ油、長ネギ(長さ5cm程に切る)シソ(丸めて細切りにしておく)基本的にはこれだけで良い。あれば、エノキとかほうれんそうとかも合う。
作り方
1.中華鍋にゴマ油を大さじ2杯程(やや多め)入れ、ニンニクを入れて香りを出す。
2.そこに叩いた梅干しを入れて、泳がしてしまう(味付けはこれだけよ)
3.梅にあらかた、熱が通ったら、豚肉を入れ、炒めながら、ほぐす。ここで臭み抜きにお酒もしくは焼酎一振り。
4.豚肉なのでしっかり炒める。熱が通ったら、ネギを放り込む。
5.中華鍋をあおって、ネギにおおまかに油をからませ、熱を通す。半生くらいがシャッキリして旨い。
6.皿に移し、刻んだシソをたっぷりと飾る。
味見してみると良いと思うんだけれど、塩味は梅干しのそれで大体行けてしまう。だから余分な味付けはなし。
昨日は、上記だけだと野菜が足りないなあなどと思ったので、最後にほうれんそうを入れて、ほんの一振り塩ふって、蓋して、蒸し焼きにした。
このほかにカツオブシでダシとって、ツマミ菜の具のお味噌汁も作ったよ。
出来上がりと同時に娘がバイトから帰宅(タイミングいいなあ)僕は上記漫画のツメでまだ食べない。子供達が食べ終わった頃、カミさん帰宅。メールでカレーを焦がしてしまった事を伝えてあったので、自分用に売りつくし寿司を買って来ていた。僕は何だか疲れてしまったので、お湯割り呑みながらカミさんの買って来た寿司をお裾分けしてもらった。
何だかフ〜〜〜〜〜〜〜〜である。
ちなみに今日も下ごしらえはしてあるよ。今日はヅケ丼だ。これも簡単だから記しておこうか。まあ、「なんちゃってヅケ」だけれどね。みりんを使うから早く漬かるし、漬ける事で余分な水分が浸透圧で外に出るので安い刺身でも旨くできる。
*ヅケ丼(マグロ)
*マグロ2〜3冊、しょうゆ、みりん、ワサビ/お酢、みょうが、シソ、ゴマ、ノリ、ワケギ
*作り方
1.タッパーに、しょうゆ4に対してみりん1位入れる。ここにワサビも入れてしまう。で、混ぜておく
2.マグロは刺身に切り、1にぶち込む。全部入れたらフタをして、2.3回上下をひっくり返して味を回す。
3.ゴハンはやや固めに炊き 、炊きあがったらお酢を振り掛けざっくりと混ぜ返す。
4.3を飯たらいに移し、みょうが、シソ、ワケギのみじん切りとゴマを入れ混ぜ合わせる。
5.これをざくっと大きなおにぎり分くらい握りとって、丼に入れ、マグロをきれいに載せれば出来上がり。
*お好みで卵黄を載せても旨い。ノリは最後に手でちぎって散らせば良い。


6/07/振り向けば、いつも土砂降り。

窪塚君、事故とは言え、9mも飛べるなら、走り幅跳びでアテネを目指せば良かったのに・・・。現在、所轄は事件性はないと言っているが、ある程度回復したところで、たぶん、違った見解が出て来ちゃう方に1000点。意外に好きな役者なのになあ。惜しいなあ。能力の過信をすると、間違った方向にトリップしちゃうのは、仕方のない事なのかなあ。ちなみに事務所の発表、国語の点数なら0点だね。今頃、こいのぼりしまうかよ。こいのぼりしまうのに9mも飛ぶか?正味・・・・。もう少しマシなコメント考えろよ!

さてさて、まあいいや。 本日、西日暮里まで某ドリームワークスの最終打ち合わせ。西日暮里に行くのは20年振り位、いやあ、街が変わってしまっているね。この街には親友のS君が勤めていたデザイン事務所があった。S君は30代前半で赤羽にマンションを購入し、手続きをして一週間後に、酔っぱらって新宿駅のホームから転落して死んでしまった。僕にはかけがえのない兄弟みたいなやつだったのに、だからそれからは西日暮里には足を向けていなかったんだ。今日、変わってしまった街並を眺めながら、ちょっと彼の事を思い出していた。頭の中には鈴木雅之のバラードが聞こえていた。彼が不慮の事故で死んでからもう10年以上だ。もう生まれ変わっているかな?不思議な女泣かせな奴だったから、生まれ変わっていたとしたら、ちょっとした問題児だぜ。

西日暮里の帰り、中野の成川鍼灸院に寄って来た。先週金曜日に行ったんだけれど、めずらしくお腹にヒビキが残ってしまい、先週末は、ちょっとハ−ドな状況だったんだ。忙しい合間を縫って、修復してもらって帰宅。・・・と、ありゃりゃ、留守番電話が6件も?なぜなぜ?なぜ?一件目は某農林水産省のお仕事の追加発注。ウソ〜〜〜!まだ描かせるのか?もう予算オーバーだぞ。でも間に入っている制作会社は今一番仲良しの気のあう連中なので、「勘弁しちゃおう!」でも今週中は無理だよ。2件目は連載しているコマ漫画の〆切り催促電話。しかし、〆切りは9日ジャン。って明後日か!おっとやばいじゃん!でもそこは〆切り間際の魔術師だから、これも何とかしちゃうもんね。残りの4件の内、二件は仕事のお問い合わせ。もう二件はプライベ−トと言うかサッカ−の話。まあボチボチ行きましょ。

そうなんだよ。9日〆切りなのは、この10&11日倉吉に行くから。自分の地元でやらずに倉吉で特別授業しているのはなぜ?たぶん、倉吉の人たちの方がせせこましくなく、文化というものに真摯に立ち向かっているからだと思うね。本当の事言えば、息子たちの学校でこそ必要な気がする。倉吉の子たちは根本的に自由だもの。それでも倉吉周辺でも大きな問題が起きたりしている。子供達は年金の問題なぞ知った事じゃないけれど、確実にテンパッテいる。先生達だって努力してるけれど、色々なものが邪魔しているんだよ。こんな時こそ、僕達みたいな世相の粗でメシ喰っている奴らの出番な気がする。力に成れるならどこへでも行くよ。来てほしい人は連絡下さい。子供達の目の色変えて差し上げます。

ところで女子サッカー、結局TV東京が放送していました。結果は一戦目、二戦目とも引き分け。いやあ、期待持てそうじゃない。アメリカっつうのは世界で一番サッカープレイヤー人口の多い国で、世界的にも実はレベルは高いんだよ。ランキング2位だしね。そこを相手に互角の戦い。誉めて良いと思います。期待もしてしまいます。さてソウタ&森本の出場していたトゥーロン世界大会(U19)は、スウェーデンに引き分け、ブラジルに大敗、ポルトガルとは引き分けで1次リーグ敗退で終わりました。それでもソウタ&森本は世界デヴュ−できたようです。これはこれ、いいじゃない。今後に期待しましょう。

もう一つ、上の方のドリ−ムワ−クス絡みで、自分の著作「七人の守りの天使」を出版してくれているコスモ出版のHPを見たら、なんと「七人の守りの天使」をキャンペ−ン販売していた。オドロイタ!この本は、主人公の名前が入れ替えられて、さらに子供の生まれた曜日によって、ラストも変わってしまう、いわゆるオンデマンド絵本なんだけれど、ここだけの話、この本、注文が来てから一冊一冊製本すると言う本当の手作り絵本なんだよ。今なら足型手形アルバムとセットで販売中です。詳しくはこちらをどうぞ!


6/02/ワークショップはエクスタシー!

6/10&11に再び倉吉にワークショップをしに行く。今回は飛行機で行くのだが、行った当日、教職員の方々&父兄対象で行い。翌日はほぼ終日をかけて、学校全体行事としておよそ250人相手にワークショップを行う予定。
まあ、今回は学校行事、ならびに学校の隣接する公園の100周年記年行事として行うので、ちょっと、大掛かりなのである。これは鳥取県教育委員会指定行事になるそうである。いいのか?今、木村の側頭部には三本線が入っているんだが・・・。

この一連のワークショップのミソは先月の日記におよその事が書いてあるから、ここでは割愛するが、要するに「楽しくなけりゃツマラナイ!」という事だけである。今の子を語るには今の子の親たちを考えなければいけない。今の子たちの親というのはおおよそ日本がバブルに騒いでいた頃に青春期を過ごし、モノの価値観がスゴイイキオイで変化しつつあった時代に育った世代であると考えられる。日常のモノの考え方や遊び方も世相を反映して、今から考えると「どうなのそれ?」というようなモノであった人が多く存在する。それでもそういう価値観を経験してしまっているから、それは彼らが子育てする時に意識をしなくても知らず知らずの内にモノサシになってしまっていたりする。これが、今起きている様々な事件や、事件にならずとも、様々なキシミを生んでいる一番目の大きな問題かも知れない。二番目三番目もあるけれど、それは時代の話だから、過ぎてしまった事は悔やんでも仕方がない。
それなら少しでも前向きに、まず「基本のキ」からやりなおしてみようじゃないの!というのがこのワークショップの大目的である。「絵を描く事」は誰でもできる。しかしほとんどの人は「上手に描けないから」と尻込みしてしまう。でもさ、「上手」ってなんだい?「写真のようにホンモノそっくりに描く事」が上手なのかい?お手本があって「お手本通りに描ける事」が素敵な事かい?違うだろ!「楽しく描ければいいじゃない!」「気持ちが良ければいいじゃない!」「あんなことしたって、こんなことしたっていいじゃない」絵を描く事に「正しいルール」や「答」なんてないんである。どんな形でも方法でも「エクスタシー」を感じられればいいんである。衣食住についで人間生活に必要なのは「エクスタシー」である。今回のワークショップに於ける最大の目的は、いっぺんに300人近くの人間にこの「エクスタシー」を感じてもらう事にマチガイナイ!
しかも連日送られてくるスパムメールにあるようなドラッグを使わずにだ。いやあ、体力使いそうである。


6/01/連鎖反応

以前から何度か書いて来たんだけれど、我が家の電化製品たちと言うのは、ある時期から「人格」が出来てしまう。いや、ホント。先週、ファックスがとうとう音を上げた。その前は車。しかし、その車は処分した。だって、ここへ越して来てから、車に乗る機会が激減したからなのだ。バス便が非常に頻繁にかつ、遅くまで便があるので正直な話、昨年車にガソリン給油したのは、たったの5回。それを考えると維持費は高すぎる。まあ、それはそれとして、今度はTVが逝ってしまった。ブラウン管TVの寿命はおおよそ8〜10年間。それ以上の長い期間を使用して来たんだから、ご苦労様としか言い様がない。
以前から、突然ブラックアウトするようになってきていた。色々と技術的にも修繕してみたが、ダメ。そうなると我が家の場合、手段はひとつ。非常に原始的な方法ではあるが、「叩く」この「叩き」にもどこを叩かなければいけないとか、どんな強さで叩くとか、色々な技が登場して来たのである。ただ叩くのはダメ!憎しみを込めて叩いてはダメ!それは「虐待だ」とか、気合いを込めて一度にどこかを叩くのが一番いいとか、ともかく議論百出であったのだ(変な家族である)
次に起きた症状は、勝手に消えてしまう。というものであった。やはり、どんなに愛を込めて叩いていてもTVさんとしては「虐待」と受け止めていたのかも知れない。小さな反発なのだろうが、安定して視聴できていても突然「プツ!」っと電源が落ちてしまうのである。メインスイッチを優しく押してやると復帰するのだが、たいていの場合、とても良い場面でとても唐突に落ちるので、これには何か意図を感じない訳には行かなかったのだ。さらに起きた現象は、色ぬけである。TVの場合、それがブラウン管であろうが、液晶であろうが同じ事で、三本の光の三原色で画像を表現しているのだが、その1本が照射されなくなってしまったのである。そうなると、画像は見える。音も聞こえるが、たとえば浦和レッズがベルディのユニフォーム着ていたりする事になってしまう。ジャパンのユニもコリアのそれになってしまうのである。ムムム、それでもこの現象はすぐに修復したのだけれど・・・・。そして、ついに全ての現象が一度期に起きるようになってしまった。もうさすがに叩く事も裏面開けて掃除機かけちゃってもダメである。
そもそも、使用期間や状況を考えれば、いつ買い換えしてもおかしくない状況ではあったのだが、もう少し、もう少しと時期を延ばしていたのである。なぜなら今、TV本体は過渡期だからである。世の中は、もうすぐデジタル地上波に全面移行してしまうし、かと言って、液晶、プラズマはまだ高いし、さらにオリンピック直前だから値段が高騰しているのである。正味、オリンピックが終わる頃には、液晶やプラズマはどんどん値崩れが生じるものと考える。そんなに急には下がらないかも知れないが、地上波デジタル付きのTVも時期を待てば、絶対安くなる。そこまでは持たないにしても、せめてオリンピック終了までガンバッテ欲しかったのだが・・・。
正直、万策尽きた!という感じ。仕方がないので、夕飯のおかずの買出しついでに徒歩五分のスーパーの上のコジマへ行った。つい先日、携帯変えたばかりだし、コピー&ファックスも新規リースしたばかりだから、イキナリ、プラズマなんて導入するつもりはない。あくまで「ツナギの一台」でいいのである。さて、そこで非常に廉価な一台を選び、店員を呼び、配達の手続きをしてもらったら、「木曜日以降なら御希望の日時で・・・」などと言う。じゃあ運んじゃうよ!と啖呵を切ったが、気がつけば、「足」がないじゃない。仕方がないので友人に電話して軽自動車を借りた。それで自宅のTVを運び出し、車に積んで再度コジマへ、今度は購入したものを車に積み込み自宅へ帰る。徒歩五分の往復に2時間近くを要してしまった。さて、帰宅後、セッティングするが、あれ?BS認識しないジャン?なぜ??あれれ、スカパー認識しないジャン?ハァ〜〜〜?接続系統はTVを入れ替えただけなんだからそのまま繋げば認識するはずでしょう。仕方がないから、全てのコードをはずし、簡略な模式図作って、構築し直す。その間1時間半。何やってんだか?苦労惨憺の末、すべてがクリアになった。ハァ、ツカレタ!元々メカには弱い木村である。(また木村家である。なにせ前出の旧TVが問題の現象を起こした時に、息子はTVに向かって祈っていたもんなあ。血筋かなあ?)
とまれ、考えてみれば、一連の流れは我が家にとっては「構造改革」と言って良い。コピーとファックスが一台になった事でスペースも電力もかなり削減できるし、これは新しいTVも同様である。消費電力は旧TVに比べれば、格段の違いなのである。携帯だって、たぶん安くなると思う。小さな「構造改革」ではあるが、最近、お買い物&お料理担当の僕としては、結構その小さな数字が大きなものに感じられて仕方がないのである。
ちなみに本日は、冷蔵庫の中の物の整理で済ます。豚キムチ&ニラ炒めを卵でとじちゃおう。+それとナス焼きに特製だれをかけたもの+ お味噌汁+即席漬け物。こんなんでいかがでしょう?さてと作るか・・・・。