8/27/65cc

アヌシュって名前のせいか?ケツの穴の小さい奴だぜ!オシッコくらいジョッキ一杯分くらい出せそうなのにさ、65ccも出せなかったのかよ。
・・・・たぶん、失格だな。それで金メダルに繰り上げされても正直な話、室伏は喜ばないだろうよ。彼の目指しているのはそんなに低いレヴェルじゃないと思うんだよ。お金ならあるんだもん。報奨金目当てじゃないんだもん。
考えてみりゃ、彼らは恵まれ過ぎているくらい恵まれている。無論、それだけの努力もあるし、国の事情もあるんだろうけれどね。


8/26/ところで・・・

今、新体操をやっている。見ていて疑問に思うんだけれど、モノスゴ客観的に見ていると、その首振るのはなぜ?とか、そのオチャラケタ2、3歩は何?とか思ってしまう。これは体操の床や平均台も同じなんだけれど、間合いを合わすその2,3歩に納得が行かないぞ。そこに芸術があるのか?いや、やれ!って言われもやれんが・・・。だけどさ、その動きは本当に芸術的なのか?必要なのか?
いや、そもそも輪っか投げたり、ボールであんなことしたりそんなことしたり、いやそれはそれで鍛練に鍛練を重ねなければ出来ないスンゴイレヴェルの技術である事は熟知しているが、何かなあ?やっぱし、ちょっと緊張感にかける感じがしちゃう。こんな事考えるのは僕だけなんだろうか?ムムム
ちなみに女子体操業界では基本的に「男子禁制」なんだそうである。しかしこの新体操に限っては「OK!」なんだそうである。いやこれは昔、候補選手だった人から聞いた事だから間違いない。新体操の場合、その体の線に「艶」がないとダメなんだってさ。その割には今回は色っぽくないぞ!って、鑑識眼が妖しいか・・・・。

8/26/伏兵はオージーだった

合宿中も含め、オリンピックは相変わらず盛り上がっている。しかし、期待されていたソフトボール&野球は、いずれも伏兵オージーにやられてしまった。そもこの二つの競技、最初からリキミ過ぎじゃなかったか?野球は対キューバ。ソフトは対アメリカ。そこに重点を置き過ぎていたんじゃないか?強敵を仮想して対策を練るのは大事な事だが、足許すくわれるような試合をしていたんじゃ勝てないよ。ソフトボールオーストラリアチームには日本リーグに在籍していたターニャ・ハーディングがいた。日本チームは彼女にほとんどやられてしまった。野球のオーストラリアには阪神のウィリアムスと元中日のディンゴ。本来なら、オーストラリアのナショナルチームなんて、日本の選手一人の年棒で全員賄えてしまう程の無名の選手達だ。だのに一本が出ない。ダメジャン!城島バント?オマエはアホカ?あんたは年棒いくらもらってんの?0-1で負けてんだよ。一本で同点にする気持ちがないやつはダメ!格の差をあそこで見せられないから、パリーグは存亡の危機に瀕してるんでしょうが・・・。
思えば納得行かない代表チームだった。だってさ、メンバ−呼ばれる時に全員、そこにいない長島さんのユニフォーム触って行くんだよ。妖しい宗教みたいだったよ。監督不在で、監督経験のない中畑、大野コーチで判断が下せたの?だったら現地入りしていた星野さんに任しておきゃアよかったのによ。僕は長島さんエンスーだけれど、今回の処置には納得行かない。中畑は長島じゃない。だからと言って、今回の銅メダルしか取れなかった事が中畑のせいだとは言わない。これはマスコミと言っちゃ悪いが、長島さんのせいだと考える。中途半端はいけない。
少なくとも投手交代、選手起用に関して、納得が行かなかった場面が6ケ所あった。
「長島さんならこうするだろうなんて判断基準でコーチングしてたからだ」今回の失敗は「長島ジャパン」というコピーライティングにある。僕は少なくとも そう思う。

8/26/合宿報告

8/20から3日間、子供のサッカーの合宿に行って来た。初日、エアコンの効いた部屋で寝てしまったので、咽が枯れた。(決して怒鳴ってばかりいたわけじゃない)何だか良く分からんが、学年にこだわらず、応急手当てばかりしていた。
しかし、最近の子供は弱いなあ。車酔いも多かったし、練習途中気分の悪くなる子も多かった。そのくせ、帽子は持って来てなかったり、給水時に遊んでいたり・・・。僕らが昔、練習していた頃は「水を飲む事」さえ禁止だったし、水泳もダメだった。まあ、それでも僕らは、当時、洋書を取り寄せて、クールダウンに水泳が良い事を調べて、中学生の時は練習後はプールで遊ぶのを許してもらっていたが・・・。
正味、今の子は、技術的な事には前向きだけれど、もっと根本的な自分自身への気遣いが足りない!ネンザにしても練習前のストレッチを見ていると形だけしかしていない子が多い。そしてケガするのは間違いなくその手の子。ムムム、二度と処置してやらんぞ! こういうことから「自己責任」を教え込んでいかなければならんな。そうしないとサッカーは巧いが、すぐ壊れる選手ばかりになる。どこかの国の代表みたいだ。
連れて行ったのは2年生1人から六年生までバス二台分90人くらいかな?女の子もいたから大変だった。
帰りの道中でこんな事があった。談合坂SAで子供達に¥120づつ渡し、好きな物を買って良いよ。というまあ、ちいさなイベントだったのだが・・・。集合時間になってもR君一人が帰って来ない。コ−チ陣で探しに行った。すると表の自販機コーナーでなく、お店の中でレジに並んでいるR君発見。ところが商品は¥125買えなかったので、Oコーチが「返しておいで」と諭した。それで捜索陣はバスに戻ったが、それから15分。R君はまだ帰って来ない。仕方なく、今一度、大人全員で探しに行った。するとR君、未だ代替え品を探してショッピング中であった。発見したのはR君のママ。イキナリアタマをポカン!とやり、大きな声で説教が始まった。でもR君「自分の何が悪かったのか、分っていない」バスまでダッシュで帰り、さらに20分程説教。ようやく理解したけれど、それでも右手に握りしめた¥120に名残り惜しそうな表情。まあ、僕らとしては大笑いだったけれどね。
それでも無事合宿は終わった。今回は「対外試合」を一切せず、練習三昧だったから、技術的には向上したと思う。こういう合宿は好きだ。特にうちは普段から練習試合が多いんだから、練習だけの時間が欲しかった所だ。良い時間だった。


8/19/02/柔道部物語

小林まことの漫画に「柔道部物語」というのがある。
僕は彼の漫画が大好きなのであるが(特に細かいいじりがね)その彼の漫画の中でも秀逸な一作が、この「柔道部物語」である。
中学生の時にブラスバンド部だった真面目な少年がダマされて柔道を始め、最終的には高校チャンピオンになるまでの話だ。
さて、今回なぜ唐突に「柔道部物語」なのかと言えば、今回のアテネの柔道競技を見ていると、「柔道部物語」で描かれていた技の表裏や機微が皆とてもリアリティを持って思いだされたからである。

たとえば、「背負い」が得意な選手がいる。当然相手はそれを防御する姿勢で組む。それを打開するには「小内刈り」であったり、逆の「袖釣り込み腰」であったりする。また、現在の柔道では「組み際」が勝負とされていたりする。ゆえに「組み手争い」は熾烈を極める。海外の選手の中には、日本選手とガッチリは組めないので(組んじゃうと負けちゃうからね)攻めている振りをしながら、かけ逃げにならないレヴェルで上手に時間を使う選手もいる。攻めている振りをしているし、前に出ているから「指導」は取られない。あわよくば、相手に「指導」が出る。90kg級の韓国の選手なんかこの典型だったと思われる。(まあ、彼は組んだって強いのにね)しかし、これも世界で戦う為の技術の一つかも知れない。
また、「柔道部物語」の中に主役、三五君の言葉として「力をバカにしてはいけない」というセリフが出てくる。どんなに技術を持っていても、単なる「バカ力」一つにやられてしまうことだってあるのである。キレイな柔道をしていただけでは、今はもう勝てないということである。そんな場面もあったではないか。

「柔道部物語」は小林氏自身が柔道経験者であるからかもしれないが、上記のように柔道の裏側に隠された様々な機微が上手に表現されている。
漫画家の息子であり、漫画評論家の甥であり、僕自身漫画も描くし、こと漫画に関しての見識眼はキビシーと自負しているが、かの「柔道部物語」は名作であると断言してしまう。

たぶんね、選手達は皆、彼の漫画を読んでるよ。マチガイナイ!さらに小林氏は「取材」と称して、選手達と「記念撮影」しに現地に行っていると予想しちゃうね(後でK談社の人に聞いてみようっと)


8/19/01/ピーク/マスコミの害

日本は予想を上回る活躍でメダルラッシュを続けている。その裏で、活躍を予想されていた野球、ソフトボール、男子サッカー。特に男子サッカーは一矢を報いて、一勝を上げたけれど、マスコミの扱いは非常に冷たい。あれだけ持ち上げといてそりゃないだろう。

思えば、この大会の始まる数カ月前、水泳の北島に関してマスコミには「不調!どうした北嶋?」などという見出しが並んでいた。記録もハンセンに破られ、非常に不安視した論調が多かった。ソフトボールに関しては、新エース上野の出現で、練習試合も連戦連勝で、まるで決勝戦までは敵なし、目指すはアメリカ撃破のみ。みたいな論調だった。しかし、始まってみたらこの結果である。そして、その結果を見るや、いきなり冷遇した扱いになる。マスコミ(特にスポーツマスコミ)のこの辺の態度、行動には大いに疑問を持ってしまう。

そも、選手たちは完全無欠のスーパーマン、スーパーウーマンではないのである。特に昨今の記録は、ある意味、現時点での人間の運動能力限界ギリギリという所での勝負になって来ている。そこで差を生むのは何だろう?それはすべての意味で心身共にモチベーションをその競技の行われる日をピークに合わせて持ってくる。と言う事だと思われる。(物凄く微妙な事であるが・・・)
この辺の事がマスコミで報道されていない。365日常にスーパーであるべきであるような報道をしている。マスコミの方々は「常に一等賞」でないと「売れない」のだろう。また受け手、読み手もそのことに慣れてしまっているような気がする。しかし特にスポーツマスコミの人々と言うのは、元々経験者であった方が多いはずで、その辺の微妙な調子の上り下がりをキチっと読者に伝えるべきなんじゃないだろうか?
北嶋なんかは、ヒデと同じマネージメントが付いていて、すべてに最先端のサポートがフォローしている。彼は毎日血糖値を測り、疲労度を克明に記録している。アテネに着いた当初、彼のデータはボロボロに疲れている数値を出していた。彼の計算以上の数値ではあったが、想像以上の数値ではなかったそうだ。そこで彼はリラックスを目的とした「流し」の練習に終始し、体力の回復に勤めた。その時、マスコミは「大丈夫なのか?間に合うのか?」というような論調であったが、結果はご覧の通りである。
思えば、サッカーは、ピークの位置を少しずらせてしまっていたのかもしれない。もう少し早く選手の固定が必要だったのかも知れない。(それにしても山本さんの本番での選手起用には疑問が残る)
ソフトも同様である。オリンピック前になんぼ勝っても、ノンタイトル戦なのである。そのままの勢いで大会に入るのは無理があったように思う。それでもここはまだ結論が出たわけじゃない。上野よ、緩急なんか付けずにガンガン投げ込め!110km/h以上を打ち返せる打者なんかそういないんだから・・・。


8/17/神々の啓示

ヤマモトジャパンは試合を残して、予選敗退が決まった。死のグループとは言え、あまりにも肩透かしであった。でもまあ、仕方がないか。今までの戦い方が、腹の括り方が出来なかっただけだ。この手の事はよくある。山本さんだって、所詮人の子であったということか。とにかく選手個々の力は見劣りしないモノだけのものがあるんだ。足りないのはメンタルなんだと思う。これは1チームがどうにかできる問題じゃない。一朝一夕で解決する話じゃない。時間がかかるかも知れない。

ソフトボールも今日で三敗目。厳しくなった。今の試合展開だって悪い試合じゃない。でも心構えが違うような気がする。対アメリカ戦、屈辱戦しか頭になかったのではないか? カナダだって、オーストラリアだって、強敵なんである。スカウティングに依存し過ぎな気がする。上野も坂井も高山もスゴイ。しかし、人のする事なんである。ここも機械的なスカウティングよりも危機に陥った時のメンタルが大事な気がする。

柔道は初日、二日目は素晴らしかったが、その後は尻つぼみになっている。負ける選手に共通している事は、「妙なプライド」である。「俺達が本家本元なんだ!」みたいな立ち方をしている。それはそれで良いのかも知れないが、現実を見れば、ただの力技や偶然のポイント奪取で気持ちが焦ってしまっているように見える。「こんなはずじゃない」で時間を費やしてしまっているように見える。大事なのは「どんな状況であろうとも最後に勝ち名乗りを受けるのは自分なんだ!」と信じて疑わない心だと思う。これは精神的な問題かも知れないが、僕的に言葉を当てはめれば「冷静」ということである。どんなに熱い闘志のオーラを燃やしても心は冷静でなければいけない。その辺がちょっと勘違いされているように思う。
ちなみに体操男子の選手達はこのことが良く分っていたのではないか。力八分で充分なのである。日本の選手達の練習量や経験値を考えてみれば、「落ち着いて普段の力が出せれば」楽勝なんである。

選手にはある意味プレッシャーかも知れないが、僕らはその事を理解しつつ、その上で期待し、応援している。だからあわてることはない。君たちの”オリンピックでの”ベストパフォーマンスを見せて欲しい。

そこから後は神々の所業である。


8/15/闘志

アテネオリンピックが始まった。初日のパラグアイ戦、結局はメンタルの問題だった。「大事に行こう」という気持ちが、選手にも山本さんにもあったに違いない。たぶん試合前のミーティングでもそういう言葉が出たんだろう。それがイキナリ裏目に出た。パラグアイのOAの使い方も老練で巧かった。さすがとしか言い様がない。

それでも修正する方法はいくらでもあった。いや、山本さんだって分っていたに違いない。でも山本さんも上がっていたんだろうなあ。そも相手が3トップなのに3バックでの対応はおかしい。OAの小野をトップ下に置くのは、定石通りのようだが、彼がもっとも得意としているのは、もう一つ後ろ(後半で担っていた)レジスタである。残り二試合「守りを固めて・・・」というのがセルジオさん含め、解説者の皆さんの意見だが、僕はそう思わない。この戦いはリ−グ戦だが短期決戦なのである。チームが勢いに乗れば、予想以上に盛り上がった気持ちが作れる。それならば、非常識かも知れないが、「徹底的に攻めるシフト」「肉を切らせても骨を断つ」シフトを組むべきだと思う。
たとえば、GKは変わらず、3バックをトゥーリオ、茂庭、徳永。ボランチに小野と今野、サイドに石川と駒野(あえてDFの仕事の出来る駒野を選ぶ)。そしてトップ三人の組み方は松井+大久保+相太もしくは大久保+達也+相太。
サッカーで最も大事な事は確かに点を取られない事なんだけれど、逆に点を取らなければ上に進めないのも事実なのである。すでに崖っプチなんだから、これ位、腹を括ったシフトを組まないと選手は生き返らないぞ!

女子のスウェーデン戦は、観戦記に詳しいが、素晴らしい試合だった。そして今朝、ナイジェリアに負けた。ウムム、やっぱり中一日というのはシンドカったのではないか?いや、体力の問題ではない。脳の疲労である。日本の戦い方は、肉体的な物より精神的な集中力や頭で考えるイマジネーションが大事なのである。それが切れた。中盤の柱のミセス宮本が負傷退場した事も原因の一つだが、皆が連動して動く為の集中力が維持出来なくなると、結局、個と個の戦いになってしまう。それでは個に長けたナイジェリア勢と比べれば、勝負にならないのは必定である。
それでも、かなり頑張ったと言っていい。0-1で抑えたんだから・・・。これで彼女達は次の試合の如何にかかわらず、決勝トーナメント進出決定だそうだ。苦しい戦いが続くけれど、それは仕方のない事。勝つ気持ちを高めて勝負して欲しい。
さて、柔道は初日から、金メダル二個奪取という快挙から始まった。二人とも素晴らしいオーラが出ていた。観ていても負ける気がしなかった。唯一危機感を持ったのは準決勝のルーマニアの選手との戦いだけ。それも前の試合を観た時にこの選手は侮れないと思っただけで、柔ちゃんと組んだ瞬間、その危機感は消えた。しかし、ヤワラちゃん、すごいね。体中傷だらけなのにあれだけの闘志のオーラが出せる。自分自身をもダマしている感じ。他の競技者にも欲しいのはコレなんだけれどねえ。バレーボールの選手達よ。君らは試合をする前にもう負けていた感じだよ。見習えよ!

ソフトボールはノーヒットで負けた。この負けは仕方ないか?上野始めチームみんなが固かったし、どっちにせよノーヒットじゃ勝てないよ。最後に勝てば良いんだ。あわてるな! ちなみにこれを書いているオンタイムに台湾戦をやっている。現在タイムリーが出て3-0。こういう試合しないと勝てないよね。選手も緊張感が取れて来たようだ。ここからが楽しみだぜ。

もう一つ、ずっと工事中だった「Cartoon」のページを順次アップ予定だ。ここも乞う御期待!ということで・・・。
ウムム、オンタイムで観るのにはもう疲れてしまった。今日からはVで観る事にする。


8/09/中国サポーターがジャパンにもたらしたもの

今までのジャパンは自国では実力を発揮するが、極端なアウェイ状況では畏縮してしまうと言われ続けて来た。ところが、今回、どちらかと言えば、鉾先違いの無差別なブーイングに見舞われた結果、決勝戦では、かつて見る事の出来なかったレヴェルの落ち着きを持ったプレーが出来た(まあ、ただ単に疲れていて、ダルくて結果それが「落ち着き」に見えたのかも知れないけれど・・・)
あんなアウェイ状況を六試合も連ちゃんでやれば、馴れちゃうよ。麻痺しちゃうよ。いや、望んだとしてもあんな経験はなかなか出来ないだろう。つまりである。ジャパンをかくも太々しく、図々しく、逞しくしてくれたのは実は・・・・。
「中国サポーターのおかげ」
なんじゃないだろうか?
今回のメンバーがすなわち、アテネオリンピック以降、再開される’06Wカップの予選を戦うメンバーだと僕は思わないが(思いたくないが)少なくとも、ジャパンはこれから重要な試合をアウェイで迎えなければならないのである。そのためにもここで得た経験値は、非常に重要であった。
正味、試合は準決勝、準々決勝の方がシビレた。決勝戦は、J2との練習試合を見ているようであった。中国はここ数年、飛躍的な進歩を遂げており、プレミアやブンデスリーガあたりに呼ばれる選手もチラホラ見えて来ているし、体格も素晴らしかったが、如何せん、チ−ムとしての熟成度は低く、予想される以上のパフォーマンスは一切見れなかった。要は限り無く「普通のチーム」だった。
たぶんピッチ上で守っていた選手達もどこかしら気抜けしてしまう程、楽ちんだったのではなかろうか?あのノーマルなマニュアルな試合運びしか出来ないチームなら、限られた今回の選手達でも勝てるのは自明の理である。
中国の監督であるアリ・ハーンは、’74Wカップ時のオランダ黄金メンバーの一人である。にも拘らず、あんな最低のコメントしか残せないなんて、少々ゲンメツである。もし、監督がクライフだったら、
「日本のサッカ−の方が美しかった。中国のサッカーは素材は良いが磨きが足りない」
位の事は言ってくれるのではないかと思う。

アジアの同胞である中国の諸君よ、スポーツには常に勝ち負けが付いて回る。その勝ち負けから学ばなければ、本当の意味での進歩は望めない。君たちの素材は素晴らしいのだ。サポ−タ−も含め、数年後、あるいは次の機会にお互いにもっともっと洗練された切磋琢磨されたゲームをしようじゃないか。臥薪嘗胆とは御国の言葉であろう。昔、春秋時代の越王勾践は、呉王夫差に報復する為に十年かかって人口を増やし、さらに十年かけて教練して報復を果たしたそうじゃないか。君たちにはそうした長期の計画に基づいた強化策ができる人たちなんだから、とにかく、次を期待しているよ。がんばってくれたまえ!


8/06/そう言えば・・・

本日、姉の誕生日だった。いくつになったかに付いては触れないが、なぜ思い出したかと言うと、原爆を被爆された方々への黙とうを促すあの変な市民放送のせいである。むろん、被爆された方々への黙とうは大事な事である。僕の世代だと知人に「被爆者手帳」を持っておられる方もいるし、そんなに昔の話だと言う実感はない。父は当時四国に居て対岸からキノコ雲を見ているし、母の弟だって東京大空襲で行方不明のままなのだから・・・。
しかし、あの放送は何とかならんか?
ょう・・・・・・ま・・・げばく・と・うされ・た・・です・・・・。 ・・・・(後略)」ってさ、玉音放送じゃないんだからもう少し滑らかに普通に放送してよ。黙とうはもちろんするけれどさ、なんだか力が抜けちゃうよ。そう言えば、8/2は兄貴の誕生日だった。ずいぶんと顔を合わせていないが元気なんだろうか?

8/06/夏休み&アイドリングストップ運動

おとといから、カミさんと子供達がカミさんの実家に里帰りしている。いやはや静かな我が家である。留守番は僕とハムスター1匹&カブトムシ4匹。ハムスターのポポは気が付けば、すでに2年半生きている。食欲旺盛、元気はつらつである。カブトムシどもも我が家に来てから「ごちそうゼリー」をふんだんに与えられているからか、妙にツヤが良くなって、こちらも妙に元気はつらつである。ウ〜〜〜ム、喰って寝るだけのヤツラは元気だなあ。
僕はと言えば、主夫業から開放されている分だけ仕事に集中できている。下記、ドリームワークスももう少し時間がかかるかと思っていたが、予定の半分の日数で仕上げた。しかし、ベジェ曲線だけで制作したファイル十数点とは言え、クライアントに送付したら圧縮しても6.8Mbもあった。いいのか?こんな仕事していて・・・。
(註。普通.aiファイルならせいぜい200kb位なのだ。1Mbなんて超えてしまうには画像を埋め込んだりしないと超えたりしないんだけれど、今回のデータは線と面のシンプルなデ−タであるにも係わらず、超えてしまっているのだ。その精密度、推して知るべし。である)


さて、ここ数年間、朝起きると下の道路にエンジンかけっぱなしで休んでいるトラックの運ちゃんたちにエンジンを止めてもらうようにお願いしに行く事にしている。我が家の北側は片側三車線の街道筋で近所に青果市場があるからなのか、やたらと大きなトラックが道を占拠している事がままあるのである。この猛暑だからエンジンかけっぱなしも理解出来なくはないし、彼らのトラックのほとんどは冷蔵車だからエンジンが切れないのかも知れないが、いかに改善装置が付いているとは言え、ディ−ゼル車がガンガンエンジンかけていたんじゃ、隣接する住宅の人間はたまったもんじゃないのである。
そこで、カーテンのしまったトラックの窓をガンガンと叩き、いかにも低姿勢でお願いするのである。
「お休みの所、恐縮です。前の住宅のモノですが、お休みは結構ですが、エンジンは切ってください。ここの住宅には重度の喘息患者がおります。御協力の程お願いします」
まあ、大抵の場合、この言葉でエンジンを切ってくれる。
しかし中には「この暑いのにエンジン切れるかよ!」などと切り返す方もいる。
その場合、こちらではこう切り返す「暑いのは当住宅が原因ではありません。むしろあなたの車のエンジンかけっぱなしが一因とは考えられますが・・・。それともなんですか?話の分かる方に来ていただきましょうか?」
これで残りの大多数は移動する。
が、先日それでも言う事聞かない方がいたので、管轄の方に来ていただいた。ちなみに彼に最初にクレ−ムつける前にデジカメで時間を入れて撮影してある。結果、彼はなんと「酒気帯び」で逮捕されてしまったのである。彼は休む前にしたたかアルコールを摂取していたようである。彼の罪状は「酒気帯び」「駐車違反」「都条例違反(アイドリングストップ)」の三つであるが、日本の場合、もっとも重たい罪状での切符きりになる。トラックはレッカ−移動もままならず、警察の方が運転してどこかへ持って行った。

余談ではあるが、月一回の住宅周辺掃除の時、この道路わきには酒類の空き瓶その他が多数置き捨てられているのだ。
最近では、我が家の前は「あそこはウルサイゾ!」と評判でも立っているのか、メッキリ駐車は減った。また管轄の調布警察ならびに八交機も声をかけてくれるようになってきたゆえ、改善はされて来ているのだと思う。
しかし、いまだに駐車してたりするバカもいて、エンジンかけっぱだったりして、しかもそういう奴にかぎって三菱製だったりする。
クソ〜〜〜!タイヤのビス緩めたろうか!! 発煙筒投げ込んだろうか!そんな事も思ってしまう気分なのである。


8/03/ここ数日間02/アジアカップの奇跡

まあ、あり得ない事ではないが、珍しい事である。しかし試合後、ジーコのコメント聞いて笑ってしまった。
「今日の試合では、サッカーで最も大事な事が表現されていた。それは『最後まで信じる事だ』」
一見普通の事に思うけれど、良く考えてみて・・・、あの苦境で最後の最後に監督が講じる手段が「信じる事」なのかよ。
さすが神様ジーコ。でもそれじゃあ、結果が良ければ、神のお陰。結果が悪ければ、信心が足りなかったと言う、どこかの宗教と一緒じゃない。ウ〜〜〜〜ム、ちょっと不安になって来てしまったよ。

8/03/ここ数日間01

更新するのを忘れていた七月末の分も同時にアップする。ここ数日間、妙に忙しかったのである。
作業していたのは、一見開きで400mbもあるファイルで、G4-1.25dualでも一時に一枚しかファイル展開が出来ず、モニターさえも時々に悲鳴をあげると言う始末であって、1ファイル作業が終わる事に、再起動をかけ、リフレッシュしないと作業が進まないと言う過酷な作業であった。
そして、今週は、ドリームワークスのツメである。某adixxx社からは、画像の中のボールの柄を現在使用されている某ロxxxロにしてくれと指示があり、その他にも胸にロゴを入れたり、腕のマークに文字を入れ込んだりと言う、小さなナオシが入って来ていて、それらを修正しなければならない。ちなみにこの仕事は、今後の拡張性を考えて、すべてマウスによるベジェ曲線で描いているんだけれど、.aiの仕事なのに、1見開きが1mb超えるのである。こんなんばっかりだ。ムムム。

この仕事の最初の打ち合わせからすでに半年以上。これだけのロングスパンも珍しい。
ウン?考えてみれば上記1見開き400mbX9見開き仕事も半年以上かかっているなあ。今年はこんなんばかりだ。フゥ〜〜〜。

さて、話は変わるけれど、ここ数日間、サッカー三昧な日々である。観る方ももちろんうれしい悲鳴だが、する方も少々、本気になって来た。新しくできるフットサルリーグにも参加予定である。そのためにコンタクトの導入を検討中である。
もちろん、昔の面影は今は期待すべきレヴェルじゃないが、(もちろん、昔も大した事はなかったけれどね)不思議な事に今でもそれなりにサッカ−をしていると「あれ?」っと言う瞬間があり、昔出来ていた技が再び使えるようになったりする。これは感覚的に言えば、脳の記憶でなく、筋肉の記憶みたいなフンイキ。もちろん、それこそ昔みたいなスピードもないわけで、それほど効果的ではないけれど、それでも蘇ってくる何かがある。これは正直うれしい。肉体的に復活するなんてのはあり得ないにしても、反応のスピードが上がっている気がする。まだ成長出来るじゃないか!なんて気になる。

そうそう、頭のMRI&胸のCTスキャン、ようやく検査結果が出て来ました。頭の方はやはり筋肉疲労から来る「神経痛」だそうです。つまり、脳内には何の異常も認められませんでした。胸の方も肺そのものには自然気胸の原因となるであろう小さな気泡が一ケ所あるだけで、これも大きな問題ではなく、その代わりついでに画像の撮れた腎臓に小さなホクロのようなものが見受けられるそうです。しかしこれも良性の物であるとの判断であり、掛かり付けのドクタ−(この人元大学病院の外科部長で副医院長さんだった人)が見ても「うん?どれだあ??」などと判読不明なレヴェルのものだったらしく、結論から言えば、
「大丈夫!問題無し!」
だそうです。良かった良かった!!ちなみにタバコは、ドクタ−曰く「ウ〜〜〜ん、無理して止める必要もなさそうだけれどねえ・・・。まあ、今より涼しくなってからニコチンパッチでやってみようかア。(今だとパッチで肌がかぶれてしまうからね)」という結論にいたった。まあ、そう言われれば、上記のフットサルのこともあるし、ともかくドクターの指示に従って、秋頃からチャレンジ予定である。


7/30/レアルマドリッド

ウ〜〜〜〜ン。レヴェルが違うと言うのはこの事を言うのか。あまりにレヴェルが違い過ぎて感動してしまった。何だか大きめのコートで行われているフットサルを見ているようだった。まず、パスの精度がすごすぎる。そのパスを止める姿勢並びにトラップの技術がスゴすぎる。まるで接着剤でも付いているようだった。しかもその体勢は必ずツメに来るであろう敵を想定して、動きながら止めていた。ジダンもロナウドも出て来なかったけれど、他のメンバーでも充分すぎる程充分だった。

7/30/パジェロ>クルマ>ベガス

いやあ、クダラナイ事なんだけれど、東京フレンドパークのダーツのシーンで、三週間前から「パジェロ!パジェロ!」と連呼しなくなった。微妙にシンクロしない「ク・ル・マ!ク・ル・マ!」なんて連呼に変わっていたのである。そしてこの間の放送では、商品が変わった。「パジェロ」でなくて「ベガス」に変わったのである。
たぶん、今回の不祥事により、関係者各位によって次のような「打ち合わせ」が行われた物と想像しちゃう。

「どうよ?やっぱ、パジェロの連呼はマズイっしょ!」
「そうっすねえ。でも放映分、V撮っちゃってるし・・・」
「何とか放映分のさ「パジェロ」っつう所に音かぶせられないかなあ?」
「でも何てかぶせます?三文字でしょう?」
「ク・ル・マかなんか、そんなんでいいからさ、タケチャん(仮名)やっちゃってよ」
「ショウガナイっすねえ。今回だけですよ。ア〜〜〜ア、徹夜だなコリャ!」
「そんでさ、その次からはドウする?」
「商品変えるしかないでしょう。一応あそこがヤマですからねえ。フンイキ変えたくないし・・・」
「ンジャ、三文字で連呼できて、ゼ−タクな感じのする・・・・」
「ハワイなんてどうすっか?」
「バカ!今どきハワイなんて誰もありがたがんないよ・・・。他ないか?」
「・・・・・・んじゃ、アテネ。ほら今、オリンピックブームっすから!」
「だからお前出世出来ないんだよ。今どきアテネに予約取れるか?便乗商法でタクシーなんか普段の10倍以上ボッタクルらしいぞ。誰がそんなとこ行くんだよ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「しょうがねえなあ。じゃさ、商品ラスベガスにして 、ラスベ・ガ・ス!ラスベ・ガ・ス!なんてどうだ?ん、それいい!それに決まり!」
「そんなんで、いいんすかあ?」
「いいんだよ。今ならどんな代案持って行ったって、絶対OK!だからさ・・・・」

・・・・・・・・・たぶん、こんな所なんだろう。(もちろんこれは想像でフィクションだけれどね)