独言 2013/09

2013/10

2013/08

2013/09/12
iPhone5c 大阪弁バージョン,iPhone5s Touch ID 大阪弁バージョン/megalopolis4, Apple Inc.
アップル社の公式ビデオを大阪弁でアテレコ。この方はいつも仕事が早い。5cの青いパネルがくるくる回るところがかっこいー。「ビリケンさんみたいにぴっかぴか」でね。

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2013/09/11
歌う折り紙レター「セーラー服」

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2013/09/07
歌う折り紙レター「三角くじ」

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2013/09/06
メサイア 警備局特別公安五係/高殿円
警備局特別公安五係は”サクラ”とよばれる人々が暗殺を行う秘匿された部局。候補生として通称・マル校で訓練を受けている鋭利は、相棒・珀と供に卒業試験の任務として、総理大臣の息子の護衛を任された。敵から護衛対象を守れるか。そして鋭利が家族を失った過去とは。
スパイ天国な日本でこっそり必殺してる、市民の身分も無い「死人」の”サクラ”。要は「死して屍拾う者なし」の、唯一の救済である、相棒と書いてメサイアと読む。こーゆー悲惨な生い立ちキャラがなぜか得意な作者。なんだろう、鋭利も珀もその他も、その悲惨な過去・現在・未来を大逆転できるわけでもなく、なのになんだか前向きになれるという結末というか。
スパイ戦と背中合わせで外交戦をやってて、テーマは軍縮で、そこは架空世界でもやっぱり現実の日本にリンクしてて、日本は軍備が必要か、みたいな話になってて、そこツッコムのは野暮だけど、作者の考えかたがチロッと出てるのかなぁとか。
ところで文庫の新刊帯に「映画化!!」って告知されてるけど、横のキャスト写真が既にコレジャナイ感満載(泣)。

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2013/09/03
暁の兄弟 芙蓉千里III,永遠の曠野 芙蓉千里IV/須賀しのぶ
フミは、芸妓・芙蓉としての生活を捨て、胡子の頭領である健明(ジェンミン)の妻・芙美(フーメイ)として馬賊の暮らしに馴染もうと日々奮闘していた。ロシア白軍、赤軍、漢人、モンゴル人が入り乱れ、日本が権益を拡大しようと目論む中露国境地帯を駆け回る健明たちは、モンゴル独立を目指していた。
単行本三部作の3冊目を2分冊して文庫化。フミは「流血女神伝」のカリエと同じタイプのヒロインだなー。デジャヴだよ、と思ったら、こっちの企画が通らなかったので異世界物にしたのが「流血女神伝」だったという 。あ、なんかコバルトから角川文庫に引っ越してる。
戦前の東洋史には疎くて、中国の哈爾賓(ハルビン)はなんとなくわかるけど、極東ロシアなんてウラジオストクとかハバロフスクとかイルクーツクって地名しか知らなかったけど、このたびチタとかブラゴベシチェンスクとか今まで縁のなかった地名を覚えたよ。あと作中のイフ・フレーが今のウランバートルとか、読後かなりウィキペディアを引きまくった。……あんまり頭に入らなかったけど。『モンゴル人の「すぐそこ」「近く」という言葉は、信用してはならない。』って一文がよい。極東ロシア〜モンゴルの広さは5月に飛行機の航路表示で笑ったもんな。

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