独言 2012/03

2012/04

2012/02

2012/03/31
蘭陵王/田中芳樹
西の周との戦に望む斉の将軍は先帝の第四子である蘭陵王たる高長恭。武勇に優れた白面の貴公子は、その美しい容貌を仮面で隠して戦場に立つ。叔父が皇帝となった宮廷において、先帝の公子達の地位は危ういものだった。戦場と朝廷とで戦う蘭陵王を影で支えるのは徐月琴。
話は、戦場より朝廷の方が多い。後宮がほとんど出ない男話なので女性がもー全然。かろうじてオリ・キャラの月琴を出して彩りを(泣)。確かに英雄と悪役がぐっちょんぐっちょんしてる時代だけに、大河ドラマっぽい長編にして、色んな人物にそれぞれ物語があって面白い時代だよなぁ。三国志的なブームが来て、色んな小説出ないかなぁ。蘭陵王の名前を初めて知ったのは、むか〜しむかし、そのむかし、の「あさきゆめみし」で、たぶん朝顔の斎院の話だったと思うなぁ。

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