二軸気動車２題

自由型二軸ガソリンカー２題。 緑色のものは、Ｒ付３枚窓の前面が好ましく、いかにも昭和30年代までの非電化私鉄にいそうな、現実感のあるスタイル。あまり見ない型のベンチレーターが目を引く。屋根、床板は木製、レタリング・テールライトはオリジナルではない。（メーカーご教示を乞う） 断面の割に全長が妙に短く、屋上の押込み型ベンチレーターが大き過ぎて目立つ湘南型は、つぼみ堂の製品。前者とは全く対極のアンバランスな、少々ゲテモノじみた面白さがある。一見、簡易軌道の気動車のようでもある。車体・床板ともにブリキ製。 （『元単身赴任』様所蔵） 【16/7/2掲載】

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