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カツミ製「スケール物」電機の最高峰。ダイカスト製軸箱は全てスプリ
ング入り可動。パンタグラフも専用のものを使用し、高級感あふれる
ディテールは定評があったが、構造上曲線通過が難しく、当時発売さ
れていた最大の曲線であるＦ20本円（直径3120ミリ）の通過も危うかっ
たといわれている。車体側板中央の円形の銘板に、「ＫＴＭ 1957」と
見えるのも本製品が他と比べて別格であることを感じさせ興味深い。
昭和36年当時の価格はキット4750円、完成9000円。 （田中利明様 所蔵） |
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