カワイ 5極モーター

ブラケットがプレス製で一体となったスマートな5極モーター。イコライザー型ブラシホルダー、軸受けは出力軸方のみボールベアリング入り。アマチュア鉄心は、少しでも回転が滑らかになるようスキューをつけて(溝が斜めになるように鋼板を重ねる)おり、デザインと併せて性能の向上にも気を配っていたことが感じられる。戦前より続くパイプ組み・角型界磁のデザインを脱却した、戦後型のモーターの草分けの一つである。界磁積厚さ13ミリ、幅48ミリ、高さ61ミリ。昭和20年代。


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