【8月16日白石編】

 いよいよ最終日。まずは温泉につかり、朝食へ。といっても、改札の前を通ることになるのが、この駅の凄いところ。朝食の間も、「○時○分発東京行きの〜」とかのアナウンスが聞こえてきた。こんな体験なかなか出来るもんじゃない。何といっても、私達が泊まった部屋の窓から見下ろすと、そこは駅のホーム。夜は夜で、ホームを見下ろすと、グリーン車に乗ったお相撲さんが見えたり・・・それにしても、朝食の時に出ていた高畠産のジャムがとても美味であった。

 宿を後にした私達は、高畠の街中を少し見て、白石方面へ向かった。
途中、高畠の道の駅に立ち寄った。ここで、またお土産を買う。山形だから、だだちゃ豆売ってるかも?と思ったのだが、同じ山形でも地方が違うらしくここにはなかった。ここで、かぼちゃもゲット。そして、何とも美味しい手作りのバターにも出会う。お土産売り場のおじさまも何とも言えないいい味を出していて(って私、このおじさま食べた訳じゃないですよ)、とってもアットホーム!高畠には、また絶対に来よう!

 白石方面に向かう山道を進むと、2日ぶりに再び宮城県入り。
七ヶ宿を通ったのだが、ここはそれぞれ○○宿、○○宿、という風に七つあるらしい。なかなかレトロないい雰囲気。時間があれば、一つ一つをゆっくり見て廻るのだけれど、今回は白石に向けて急ぐことにした。白石城ももちろんのこと、今回は仙台出身の知人に美味しいうーめんのお店を聞いてきているのだ。

 白石市内が近づいた頃、突然史跡が目に飛び込んでくる。「あれっ?今確か田村清顕公って書いてあったような・・・」戻ろうとUターン先を探して車を進めると、片倉家廟所が・・・地図は見ていたのだが、ここにあるとは予想していなかったものを見つけた私達は興奮気味。もうラッキーとしか言いようが無い。

駐車場に車を止め、早速片倉家歴代廟所に
向かう。駐車場には案内板もあった。
他に2、3台の車しか止まっていなかったが、
他の車の人は地元ナンバーで、
しかもお盆のお墓参りだった。
この写真の手前のお墓にお参りに来ている
家族もあった。何と羨ましい場所だのだろう。
    しっかりお参りをさせて頂きました。
そして、本当ならば、ここから白石城が
見えるはずなのだが、
夏で草木が生い茂っているせいか、
お城近くのグランドの照明しか見えなかった。


少し離れた所にあった片倉喜多子の墓。
民家のすぐ脇を登って行きました。

そして、車でちょっと戻ると、田村清顕公御墓所
入口。この写真を撮った時は、入口という字に
気がついていなかったので、この石碑だけだと
思い、奥へは行かなかった。(実は今気がついた)
         


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