初版第1、2刷で使用したカラマツの写真のうち、下記の2点はチョウセンカラマツ(Larix olgensis)またはその系統種である可能性が判明しました。万全を期して、2007年1月25日発行の初版第3刷にて写真を差し替えましたので、皆様にお知らせいたします。

※差し替え前の写真は、北海道富良野市内の植林地で撮影したもので、カラマツの変異の一例を示す目的で掲載したものでしたが、その後の情報収集でチョウセンカラマツの可能性が高いことが分かりました。チョウセンカラマツは、朝鮮半島周辺原産のカラマツによく似た樹木で、樹皮はカラマツに比べて縦に長く裂ける傾向があるようです。北海道の民有林では1970年代頃に植林されたことがあり、約50haが現存しているようです。(情報提供:北海道立林業試験場)

●p.12 左上端のカラマツの写真

<差し替え前>

チョウセンカラマツ?
<差し替え後>

カラマツ(若木10cm)


●p.24 カラマツの左端の成木35cmの写真

<差し替え前>

チョウセンカラマツ?
<差し替え後>

カラマツ(若木15cm)

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