観音菩薩
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阿弥陀浄土に住む多数の菩薩の中でも、特に信仰の厚いのが観音(観世音の略)菩薩である。本図は往生者を浄土からお迎えにきた来迎図である。 『観音』、音を観るとは妙な表現と感じますが、似たような熟語に『観光』、光を観るがあります。『観』は六十四卦の一つで、「自らを修めて人の範となり、 人々から仰ぎ見、慕われるようにならなければならない」と言う戒めの卦です。 易経では観光とは「国の光を観る、即ちその国の光である素晴らしい人物に面接する」こととあります。我流の解釈ですが、観音とは「如来を目指して修行中の菩薩が、世間で苦しみ助けを求める声、音をあげている人々に接する」ことと思います。 西国、坂東、秩父の観音霊場を九十九ヶ所でなく、百ヶ所にしたのは単に切が良いからではなく、観音さまが百ヶ日を司る仏さまだからでしょう。 『観音開き』とは厨子の戸を真似て、左右の扉を中央で合わせるようにしたもので、仏壇、倉、門など多用されている。ここで疑問がある。厨子には多くの仏像が祀られているなかで、なぜ、『釈迦開き』『菩薩開き』等でなく、『観音開き』になったのか? |
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京都十三仏霊場 瑞応山 大報恩寺 |
大和十三仏霊場 無量山 観音寺 |
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関連リンク | |
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大報恩寺 | 西陣観光スポットとして紹介されています |
おふさ観音 | 公式ページです。バラの紹介が素晴らしい |