大石に向かう最中、たまたま看板を見つけたのでちょっと寄ってみました。
国道348号線から南のほうに細い道を2kmほど入ったところです、駐車場もしっかりありますので
近くを通る機会があれば是非ともご覧いただきたいですね。
吉野川と源流となるこの滝は当然ながら修験の禊が行われた滝でもありまして、
白鷹山に入る行者はここで身を清めていたんですねぇ。
落差14m!見事な滝でしょ。でもよーくみると、ちょっと面白い滝なんですよ。
水がおちるところを見てください。岩の穴から水が出てるんです。だから潜り滝なんでしょうね。
小ぶりですが、妙義山の石門みたいですね。
この構図だと、やっぱし女性原理ってことになりますね。
春の雪解けの頃は物凄い水量で、「岩穴狭しとあふれ出す」とのこと。見たいですね。
女性のイメージがあれば男性イメージもあります。この滝はまさに陰陽の滝ですね。
奥が深いですねぇ。
駐車場から滝に向かう途中、右手の山には潜り沢大明神があります。
天保(1830年代)のころの創建で、かつては多くの参詣者でにぎわったとの由。
滝の裏側というか上流から見た写真です。なんか、いかにも人為的でしょ。
修験者がノミとトンカチで穴をあけたに違いない。
遊歩道が整備されており、さらに上流まで行けます。この上流は上杉藩が水源確保
のために御料林として大切に保護していたということで、今でも豊かな自然が残っております。