一言でまとめると「縄文時代晩期の配石遺構を中心とする祭祀場跡」というかんじでしょうか。 配石は地味ですが配石の上に土器を伏せて置いて有るものが多数ありまして興味深い特徴だと思います。 出土品は土器が大洞式でミニチュア土器が多かったようです。石棒や石剣も多数出土しております。 また黒曜石は加工前のものが一個だけ出たということです。 もう少し掘り下げるらしいので今後の後期、中期の遺物がでるのを楽しみに待ちましょう。
今回うれしかったのは物見櫓の上まで解放してもらえたことですねー。
おかげで遺跡の全貌を見渡すことができました。
出土状況の一部を以下に示します。左下の土器なんかいいでしょう!
かっこいい土器 |
土器片 |
おれてる石棒(石剣?) |
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(おまけ)
説明会終了後は関係者の方が遺跡内部にずんずん入っていろいろ見ていたのをうらやましげに
横目で見ながらしつこく写真をとっていたら、(発掘作業をやってるらしい)おばちゃんが
「こっちさはいってございん!」と私を哀れに思って遺跡内部に呼び入れ、
「まだいっぺーあんだがら、ほれみでみさいん。」などといいながらいろいろ見せてくれました。
おかげで良いものみせてもらいました。おばちゃんどーもね!