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 綿引静枝先生追悼礼拝実行委員会よりご報告




 3月16日(土)の昼下がり、例年に比べずいぶんと早い桜の便りとやさしい春風を背に受けて、昨年新装成ったばかりのPS講堂に、やや戸惑いを覚えながら集まってこられる人々。

午後3時、荘厳な奏楽が響く中、去る1月23日に96歳で天寿を全うされた故綿引静枝先生の記念礼拝が始まった。300名もの参列者が見守る壇上には、今にも話しかけてこられそうな、いつものちょっとおとぼけ顔の先生のご遺影。両脇を飾るのはこの日のために一足早く咲いた桜。

『本日は明るく先生をお見送りしましょう』という、先生の教え子であり現高等部宗教主任である相良牧師の言葉に続き、礼拝が進行する。続いて、先生ご自身がお別れの際にと生前に望まれたモーツァルトのレクイエムをバックに、先生とご縁のあった方々の代表10名からスピーチが次々に披露された。あんなエピソード、こんなエピソード。やさしくそして厳しく物理を教えてくださった先生の想い出が皆の心を駆け巡る。

こんなに明るく温かいお見送りがかつてあっただろうか?あっという間にやさしい時間は流れ、後奏が先生とのお別れのときを告げる。参列者は皆、何か不思議な温かいものに包まれて、いつまでも先生の遺影を囲んで記念撮影が続いた。

卒業生を中心とする多くの人たちの志で実現したこの記念礼拝。これも神様の愛と先生のご指導の賜物によるものと感謝。
2013年4月 
 綿引先生追悼礼拝実行委員会
   

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