8月14日(木曜日)

本日のベストショット!

さようなら函館山、さようなら北海道!

コース  函館〜フェリ〜青森ー浅虫温泉ー十和田湖
立ち寄り地  函館朝市、五稜郭、アスパム、浅虫温泉
宿泊場所  十和田湖畔駐車場
入浴場所  道の駅「ゆーさ浅虫」
走行距離   117Km
総走行距離  2721Km

 起床6時。天気はどんより曇り。まるで自分の心情を表しているよう。今朝は目覚めたくなかったな。
そう、いよいよ北海道の最終日になってしまったのであります。
 ちょっとブルーになりますが、子供たちを起こして函館名物朝市へ出かけました。朝市の雰囲気は好きですね。ブラブラ歩いているだけで、楽しくなってくる。できればゆっくり見て歩きたいのだが、ちょっとでも立ち止まると、もう大変。
 「兄さん!何探してるの? このカニ見てよ、身もたっぷりだよ。ちょっと食べてみて。」
この掛け声がまた好きなのだが、函館の場合ちょっとしつこいかな。観光地化されすぎてるのかな。値段もそれほど安くないし。観光客が値段にもっとシビアになれば、いいんだろうけど、ツアーのおばちゃん達はお金があるからなぁ。
 
 そんなこんなで冷やかしながらフラフラしてたら、面白いものを見つけました。
水槽にイカが泳いでいて、それを客が釣る。釣れたらイカそうめんにしてもらって、その場で食べる!調理代金込みで1000円。もちろん、さっそくやってみました。イカは朝食抜きで働いているらしく、仕掛けにすぐに食いついてきます。子供にはけっこう引きは強いらしく、なかなか釣り上げる事が出来ませんでした。釣りあがると墨でも吹くかな、顔にかかれば絵になるなと期待したのですが、幸知に釣られたイカは海水しか吹かなかったです。(爆)
 調理は見事でしたよ〜(当然だよな、プロだもん)。さっきまで生きていたイカの美味いこと、美味いこと。白くなったイカしか知らない子供達も透明なイカに驚いていました。 吸盤なんか口に入れると、舌に吸い付いてくるんだよね。函館に行ったら、ぜひやってみて。朝市で一番のお薦めかな。
 朝食は500円のミニカニ丼とやらを見つけ、食べました。それなりの味でしたが、カニ汁とウニまでついてきて超ラッキーだったぞ。 

 何か安いものないかなぁ。カニは高いなぁ。
朝市ブラブラは楽しいです。
 ツアーの団体さんが観光バス乗りつけて大量に買い込んでいました。
 大きな水槽にイカが泳いでいて、それを小さなサオで釣り上げます。
 イカの泳ぎって見たことありますか? じっくり見たけど、どうやって前後に泳ぎ分けているのか分かりませんでした。
 魚やさんの調理は見事でした。ものの1分でお刺身に変身。技を盗もうと思ったけど、無理かな。ありゃ難しいな。
 これ、イカの足だけなんだけど頭がちぎられてもまだ生きていて手の上で歩いていた!
吸い付く力はσ(^_^)以上だった!

 
 そしてお刺身に。
 身もそうだけど、肝が美味かった〜。肝の刺身は初めて食べたよ。新鮮だからできるんだよね。


朝市を満喫しても、まだフェリー出港まで余裕があったので、五稜郭に行ってみました。
ついついケチってタワーに乗らないで下から見学したけど、当然あの特徴的な形が分かるわけないね。
ここは、記念撮影をして終しまい。
ちなみに周辺の駐車場は全て有料でしたが、五稜郭タワー正面にある一等地の駐車場は無料でした。




駐車場で荷物整理をしていると、もう着替えがないことが発覚。
そう言えば、ウトロでやって以来だから、もう6日間も洗濯をしていなかったであります。
そこで、R5で見つけたコインランドリーで洗濯。
ものすごい量で洗濯&乾燥だけで、1200円もかかっってしまいました。
北海道滞在12日間で洗濯は3回。
大きな町ならコインランドリーはありますが、地方ではあまり見かけません。
高規格キャンプ場ならほとんど設置してありますが、P泊中心ならば、
小樽、札幌、旭川、帯広、函館、釧路、苫小牧などを通過する時にやっておいたほうがいいでしょう。

洗濯も無事終了し、いよいよ函館港フェリー埠頭に向います。
手続きを済ませ、後は乗船するだけ。この待ち時間が一番嫌だね〜。
北海道での思い出に浸りながら、HPの旅行記を書いたりして時間を過ごしました。

乗船後は、展望甲板でエサねらいで船を追いかけてくるカモメや雲に隠れた函館山を眺めていたが、
あまりに寒いので2等船室にてしばし休憩。船室は足を伸ばして寝れることできないほど、混んでいました。
そして、3時間40分後、青森港に接岸。(T_T)

北海道って近いんだなと一瞬思いましたが、ここは千葉から600キロも離れた青森でした。

青森の街並みが見えてきた

一昨年の青森着は深夜だったので素通りでしたが、今回は余裕があったので、ちょっとだけ市内観光をしました。
まずはアスパムという観光物産館へ。フェリーの中からも見えていた三角形の異様な建造物がそれでした。
お土産コーナーはさすが青森、リンゴ関係ばっかりでした。
有名なねぶたも展示されており、間近で初めて見ましたが、迫力がありました。。
実際のねぶた祭りを見てみたいですね。



次に市街から車で20分ほどでいける浅虫温泉の
道の駅「ゆーさ浅虫」に行きました。
ここの道の駅最高です!今回のキャラバンで行った道の駅ではNo1です。
No1が北海道じゃないというのが、残念ですが。
目の前にビーチ、ヨットハーバー、海釣り公園、そして湯ノ島という島もあり、水族館もありました。
浴場は「はだか湯」といい、5Fにあり陸奥湾が一望できました。入浴料は350円と安いです。
スタッフの対応も丁寧だし、お湯もお肌がツルツルになりました。
駐車場も道路をはさんで両側にあり、海沿いなら静かでしょうね。
キャンカーもたくさん止まっていました。
もっと近ければ、きっと通うことになったでしょう。

日程に余裕があればここでP泊したかったところですが、少しでも南下しておきたかったし、
東北キャラバン中のよっすぃFが十和田湖まで来るとのこと、大急ぎで向かうことにしました。
ところが、八甲田を経由する十和田湖までのルートで濃霧が発生してきたのです。
有効視界は1〜2mになってきてしまい、とても走れる状況ではありませんでした。
これは危険と判断、引き返す決意をし、Uターンしようとしたら、後ろから3台のヘッドライトが。
これ幸いと、この3台についていくことにしました。
おかげで無事に目的地に到着。よっすぃFと合流でき、すごくホッとしました。
再会を祝して、ビールで乾杯!
一番喜んでいたのはハイジだったね。

ちなみにこの八甲田・十和田ゴールドラインと呼ばれるこのルートは
酸ケ湯温泉、蔦温泉、猿倉温泉、谷地温泉などの人気の秘湯が連続するルートだったことを知り、ちょっとがっかり。
しかも奥入瀬も夜に走ったため、渓流美も分からずじまい。
また、機会があれば来たいですね。