昨日夜に関西より帰ってきました。今回の帰郷テーマは『観光&親妹弟孝行』でしたが両方共なんだか中途半端に終わり、かなり疲れて帰ってきましたが思えば楽しかったです。
着いて二日目は母&妹とで京都嵐山を自転車でかけぬけ、三日目はかねてから行きたかった万博跡地の国立民族博物館へ妹と二人で行ってきました。
通称「民博」といわれている国立民族博物館は万博後1977年に建てられていて浅く広くながらも世界中の民族についてのことが非常にわかりやすく展示されています。なかでも世界のあらゆる分野のことがビデオで観れるブースがいくつもあり、これは非常に親切で親子(とくに小学生をおもちのご家族にとっては)お互いに勉強もできてしかも家族の親睦がはかれる非常に良い場所ではないかと感心感動しました。思ったより展示場も広く一日かけていれる場所だと思います。
催しものは「西アフリカ展」をやっており、西アフリカの民話を聞いたり、民族衣装を着れたり、木で作ったペンでものを書くコーナーやジャンベ体験コーナーなどがありました。
びっくりしたのはその体験コースの案内をしているのが皆ボランティアの方で、しかも小学生までがてきぱきと大人顔負けで働いていることでした。とくに「手作りペンを作ってものを描こうコーナー」の小学生の女の子のしっかりぶりには私は超驚いてしまったのでした。こんなお子さんは関東におるだろうか?・・大人よりしっかりしていました。
「西アフリカの民話」は関西弁でお話されていました。関西なんだから関西弁でお話しするのはあたりまえのことなんですが、丁寧関西弁でお話しするというより、よりいっそう皆には身近にお話しを実感できるようにということだと思うのですが吉本的劇的感じも盛り込んで日常的関西弁で物語を語っていらっしゃいました。長い間関西を離れていたのでこういうのに触れるのが久々で少しびっくしました。というか、そのお話お兄さんの「味」にかな?
その後アフリカの衣装を身にまとった私と妹はジャンベ体験教室へ。先生はセネガルからきた先生で通訳のおにいさんもいて、参加者の老若男女、誰でも楽しく体験できるようになっています。妹はタイコを叩くのが初めての体験だったのでとても喜んでおりました。だけどなんせ初めてだったので手と指がいまだに痛いらしいですが。
西アフリカの織物やビーズ装飾品なども鑑賞。それを見ているととても可愛いビーズの飾り物があったので「私こういうの好き、こういうの首につけてみたいわぁ」と妹に言っていると「お姉ちゃん、これ陰部あてって書いてあるけど・・」という大笑いの場面もありました。
お土産コーナーで「アフリカとトルコの音楽」というCD付きの本を見つけました。小中学生向きでわかりやすく書いてありなかなかいい本だなと思い、本の後ろを見ると「監修 若林忠宏」(いちよう我amaメンバー)となっており、さすがにワッキーと感心したしだいでございました。
4日目、関西空港近くのアウトレットへ弟家族と。アメリカのアウトレットを小さくした感じで雨だというのに人は一杯。日本はまだまだ豊かなんだと実感。
こうしたあわただしい日々をすごして帰郷の旅は終ったわけなんですが、昨日は帰りの新幹線の中ですごい大きな虹を見ました。どこを走っていたのか虚ろ虚ろしていたのでわからないのですが、浜松あたりでしょうか?そしてその大きな虹の向こうにある山々の頂き近くに白いもやのような雲がまるで龍のごとく連なっているのが見えました。
ハーモニックコンコーダンスも終わり日食も終わり、こうした大きな虹と白い龍を見れたことはなにか平和の前兆なのかなと思います。人は虹を見た時にお祈りすると夢がかなうといいます。「みんなが幸せになりますように」と車中よりお祈りしている私でした。
(HIDEKO)
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