実は家のドアの鍵がおかしくなってしまって早や3ヶ月。どうおかしくなってしまったかというと、ドアを鍵で閉めたり開けたりする時に鍵を抜こうとすると抜けない状況。初めはここまでひどくなくて、なんだか鍵が抜けにくくなったなぁという程度だったのですが、日を重ねるうちにひどくなっていったのでした。おまけにドアを閉めても中から鍵をしないとスプリング戻って来ないので開いたままになるし、鍵が抜けない時はドアの前で「ウゥ〜抜けないないよ〜」と言いながら5分くらいガチャガチャしててやっと抜けるのでした。なので家を出る時は最低5分の時間の有余を持って出る。でないと遅刻してしまうのです。「さぁ、今日はどうだ」と思ってかなりの時間の有余をもって鍵を閉めたらそういう時にかぎってスポッと抜けたりして、あたりまえのことなのにすごい驚いてしまい「エェッ!ウソォ〜スポッと抜けたヨォ!今日はきっといいことがあるに違いない!!」とまるでその日の一日をこのドアで占うような感じにもなっていたのでした。
おかしくなってからしばらくして大家さんに業者さんを頼んでもらって見に来てもらったのが1月の半ば。「これはドアノブ自体が型が古くて発注しなきゃダメですね」と言って帰って行かれたので今か今かと待ちわびて気がついたら3月。いくらなんでも発注してこんなに時間がかかるなんてと電話したら、どういうところでミスが生じてたのかちゃんとした取り替えの仕事の受注として入ってなかったらしく、今日すぐ行きますということでやっと来てもらえました。
ウウゥ〜鍵がこんなにスポッと抜けるなんてスバラシイ!長い間ガチャガチャしなければ抜けなかったので、鍵を抜く時に思わず恐る恐るな感じの動作になってしまい、初めてドアというものに遭遇した人みたいになってしまいます。
鍵と言えばNYに住んでいる時はマンハッタン中にLOCK SMITHという鍵屋さんがあって、電話すると24時間いつでも飛んできて新しい鍵にしてくれたのを思いだします。NYは鍵がオートロックで、夜遅く帰ってきて鍵を家の中に忘れて出てしまい管理人が不在にて入れないとか、家に居てない間に泥棒に入られてしまい鍵が壊れているとか無いとかいうことが多々あったりしますので鍵屋さんは24時間体制です(でも日本も今ではそうだと思うけど)私も当時1回頼んだ事があって、これは引っ越した日に家に着くとドアの鍵の部分(シリンダー)が無かったからでした。NYのアパートメントのドアはドアノブと鍵穴が一体化してないのが主流です。ゆえにシリンダーのあった部分だけが丸い穴が開いていたのです。引っ越した先に到着したのがもう夜だったし、鍵無しの一夜は怖かったので仕方なくLOCK SMITHに頼んだ覚えがあります。これは今はもう忘れたけどかなり高かったような記憶が、$250だったかな〜いや、もっとしたような気も。忘れてしまいました(今回はもち大家さんもちです)
なんせNYでは頼むとドアの鍵部分が高かったのでその次に引っ越した時は事前に調べて自分でWEBBERSというOUTLET商品主流の超安売りのなんでも屋さんみたいなお店で鍵の部分のシリンダーを買って自分で付けたという思い出があります。皆、引っ越す時にドアの鍵のシリンダーだけはずして持っていってしまうからです。NYのドアの鍵は最低2コ。そして内側はチェーンの鍵をするのでそういう意味では3重の用心ですね。でもチェーンなんか切られたら終わりですから。アパートの下にドアマンがいてても泥棒入られる時は入られるのですから。泥棒してる人が鍵屋さんで働いている人、働いていた人かも知れないくらいですから。
日本ではそんなことあんまり無いですね。入られても見るからに少しお金ありそうな家くらいですよね。たまに一人暮らしの老人の家も狙われたりするけど。でも渋谷とか都会の街とかお金持ち区域はやっぱり危ないのでしょう。うちらの住んでるこの辺では田舎の方なのか、全体的にのんびりしていて泥棒に入られるということは聞いた事がないです。はっきり言ってうちに入っても盗るものは何もないですよ、二束三文にもならない楽器がゴロゴロあるだけです。音楽機材もあるけど別にこれもお金にもならないものばかりで運ぶだけ損ですから。でも無いと大変困るのでこれはダメです。やっぱり用心しましょう。
それはさておき、鍵が新しくなって万、万歳!しかしながら、どういうわけか今度は毎週水曜日におかしくなるPC。ネットが繋がらない。ハァ〜次から次へときてますか〜
(HIDEKO)
|