9月13日(土) 北陸の川
今シーズン3回目の北陸遠征に行ってきました。
今回はいつものメンバー4人のうち3人での釣行となりました。
台風が心配されたのですが、台風ごときに恐れをなしているメンバーではありません。
台風の事など誰も気にせず一路北陸を目指しました。
到着したらドピーカン、最高の釣り日和です。
開始早々5分もたたないうちに、天然鮎独特のあたり、ガツンと来たかと思ったら上流へ上って行くではありませんか。
1匹目のため丁寧に抜きました。おとりに最高の惚れ惚れする鮎でした。
少し下流に移動し、向こう岸を泳がせているとガガガガガツーンと強烈なあたり、20cmのこれまた最高の鮎でした。
そのあと入れ掛かりとなり、10匹くらい釣ったところで、やって来たのです。そいつが。
掛かり鮎を抜こうとして空中輸送をしている時に、いきなりやって来ました。
そいつは掛かり鮎をタモに入れさせないのです。1回目も入らず、2回目も入らず空中で2匹がブラブラしていると、最大級の風魔がやってきていきなり「パキーン」というきれいな音がしました。
すると急に竿が軽くなりました。な、なんと元から2番目が折れて10m先まで飛ばされてしまいました。
幸いジャリの上だったので流されませんでしたが、川に飛ばされていたら竿がみんな流されていたことでしょう。
しかし、ジャリの上に落ちた時、穂先も折れてしまいました。
入れ掛かりで絶好調だったのに、大ショックでした。
それからは精神的ショックで集中できなかったのは、言うまでもありません。
しかし、鮎釣りを始めてこんなに強い風は初めてです。
何しろ風で糸が引っ張られて泳がせどころの話しではありません。
竿が前後左右によじれてそのままでも折れそうな感じでした。
それでもベタ竿にして瀬を引いているとガツーンが来るんですから、恐るべし北陸の川。
掛かっても掛かっても風が強くて取り込めず10匹はバラしてしまいました。
結局、悪戦苦闘の末、結構良い型を25匹でした。トッブは40匹ですから、これまた恐れ入りました。
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釣 果 |
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