8月2日(土)  秋川くろむぎ会千曲川大会川
今シーズン2回目のくろむぎ会の遠征で千曲川へ釣行した。
場所は戸倉・上山田温泉の真ん前の更埴地区です。

囮屋の話では「掛かればでかいよ。20cm以下はいないから。」という説明。
確かに囮屋の水槽には釣れた24〜25cmの巨鮎が悠々と泳いでいる。

この時点で既におとり缶の中は大きな鮎でウジャということを想像してしまった。
しかし、その夢は午前中で悪夢となってしまった。

釣れない、ほんとに釣れないのである。小生だけかと思ったが、ほとんどの人が釣れなかった。
小生は午前中最初の1匹目を掛けたが、とにかく大きくて寄って来ない。そのうちスーと軽くなったと思ったら、痛恨のバラシ。

調べると、な、なんと針が伸びきっているではありませんか。姿を見せなかった巨鮎恐るべし。1匹目のおとりもダウン。
次に1匹掛かり、今度は慎重に寄せようとしたが、中々寄らない。

まごまごしているとまた、針が伸びると思い強引に抜いた。タモに収まったのは21cm位の丸々太った鮎であった。
しかし、午前中はこれだけ。お昼におとり共々たっぷり休憩し、午後に突入。

30分くらいしてガガーンが来た。これまた格闘の末、何とか寄せてタモに入れた。22cmはあったかな。
そして、その後、本日最大の巨鮎が掛かった。掛かった瞬間明らかに引きの違いで巨鮎と判った。

まず向こう岸に走る。次に上流へ、ひっくり返って一気に下流へ。下流の瀬へ行かれてしまえばもう終わりである。
何とかがまの竿で踏ん張り、徐々に岸へ寄せた。そして、大格闘の末、我が軍が勝利したのである。

24cmはあったと思う巨鮎であった。
しかし、この後本日最大の悲劇が待ち受けていた。

引き船が裏返ったので、戻そうと見ると、な、な、なんと蓋が開いているではありませんか。
おとり交換の時にきちんと閉めていなかったのでょう。

ショ、ショ、ショックでした。残ったのは3匹だけでした。あの24cmの巨鮎も当然逃げてしまいました。
その後は戦意喪失で、納竿しました。

バスに戻る途中、川を渡っている時に、囮屋の言葉を思い出しました。
「掛かるしでかいよ。」ではなく、「掛かればでかいよ。」でした。確かにそのとおり、釣れないけど掛かればでかいわな。

ちなみに優勝は7匹の國井名人でした。2位は6匹の前野名人と宮崎名人でした。
他の人はハリス、水中糸をブツブツ切られていましたが、國井名人は水中糸1号を使ったとのことでした。
仕掛けの差もあったかな・・・

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千曲川

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