仮想PC~VMwareのススメ

仮想PCを使うメリット
お試しインストールが何回でも可能
体験版や自作ソフトの動作テストなど、システムが破損したり、インストール履歴が残ったりするのが嫌な場合でも、仮想PCなら安心してお試しインストールしたり、テストプレイしたりできます。クローン化でデータの保存と復元が簡単
セットアップ後に仮想PCを丸ごとバックアップすれば、いつでも、すぐに、何回でも新品PCの環境を復活させ放題安全性が高い
もし、仮想PC内で何かトラブルが発生しても、対処しやすい。古いPCの現物は不要
世代遅れになった化石級のパソコン本体を所有して、部屋を狭くしなくても大丈夫。インストールするOSやソフトさえあれば、ほぼ動作します。ハードオフなどで入手した中古HDDにOSが残っていたら、前の持ち主のPCを再現することもできます。

仮想PCの使い方
閲覧したい内容を選んでください。画面写真を選ぶと、拡大表示できます。

腱鞘炎の解消に「エルゴノミクスマウス」
「クリックする指の根元が痛い」「手首が痺れる」という症状があれば、炎症を起こしているので冷湿布を貼って患部をいたわりましょう。( 温めると悪化します )
そして、マウスをエルゴノミクスマウスに変えれば、手首や指の痙攣からも解放されます。
「クリックする指の根元が痛い」「手首が痺れる」という症状があれば、炎症を起こしているので冷湿布を貼って患部をいたわりましょう。( 温めると悪化します )
そして、マウスをエルゴノミクスマウスに変えれば、手首や指の痙攣からも解放されます。
エルゴノミクスマウス

VMwareが激遅な時はコレ★
「VMwareに入れたwindows10やwindows11が遅くて使い物にならない」「CPUの占有率やメモリ使用量が常に80%を超えている」という場合は、この方法を試してみてほしい。VMwareに、windows8.1以降の64bitOS ( windows10 / windows11 ) 、一部のLinuxをインストールすると、キーボードからの入力すら困難になるほど動作が遅くなったり、インストールできなくなったりすることがある。
2024年春から無料で使えるようになったPro版に乗り換えて、CPUコア数をイジってみよう。
- VMware workstation Pro限定の機能が必須
- CPUコア数を増やす
- CPUプロセッサー数は増やさない
windows XP、windows7などは古いバージョンのVMware playerでも動作し、CPUのコア数を変更する必要もない。Proは64bit対応版、playerは機能限定版。無料になった今ではPro版を使えば、解決する。

ホストOSとゲストOSでコピペ対応させる
VMware Tools という補助ソフトを必ずインストールしよう。ドラッグ&ドロップでデータコピペしたり、クリップボードの中身を共有できたり。通常のアプリケーションと同じ感覚でVMwareの中身を使えるようになる。

.VHD形式に変換する手順
内臓HDDなどの中身を丸ごと Microsoft Virtual PC または Microsoft Hyper-Vで使用される .VHD (仮想ハードディスク / Microsoftの仮想マシンディスク形式) に変換します。物理ドライブを仮想化(VHDに変換)するDisk2vhd
仮想化したいドライブを選んで、「Create」を押すだけ。 初期状態では、全てのドライブ ( 回復ドライブやraidなど ) にチェックがついているので、 一番必要なドライブ1つだけにして、他は外しておいたほうがいいです。 超時間かかりまくる or 失敗する可能性が高くなるので・・・。この超便利なソフトはMicrosoftから無料でダウンロードできます。怪しいフリーソフトもありますが、Microsoft公式から日本語でダウンロードできるので安心安全です。 [DL] disk2vhd
ヒント : 手順通り進めないと動かないよ
CHECK
上記の手順で作成した .vhd形式のデータをVMwareで使えるように変換します。

.VHD形式をVMware形式に変換する手順
フリーソフト「NHC」を使用すれば、超お手軽に .vhd 形式のファイルを vmwareで使用する .vmdk 形式に変換できます。 [DL] NHC
変換先の形式を選択
Vmware VMDK を選択
ジオメトリの設定は変更しない
何もせずそのまま次へ
形式への変換はIDEを選ぶ
「IDE」を選んで、次へ
全セクタ数の調整
何もせずそのまま次へ
変換先ファイルの指定
何もせずそのまま次へ行くと完了。作成したデータは後で必要になるので、保存した場所を忘れないように。
新規仮想マシンの作成
新規仮想マシンの作成を選択
インストール元を選択
インストールディスクがある場合は、一番上を選択。仮想マシンのデータを再利用する場合は、一番下の「後でOSをインストール」を選ぶ。
仮想マシンにインストールするOSを選ぶ
OSを選ぶだけであって、VMwareがOSを用意してくれるわけではない。OSは別途用意してください。仮想PCのデータがある場合は、仮想PCデータで使っているOSを選んでください。
仮想マシンの名前を設定
名付けてあげてください。ポチでもタマでもマーガレットでもOKです。
仮想マシンのスペックを変更
仮想マシンで使用するメモリの容量やプロセッサの数などを設定できます。自由に設定し放題ですが、VMwareを動作させている本体の負担が大きくなるので、変更しすぎないほうがいい。
ディスク容量の指定
仮想マシンの設定データを1つのファイルとして管理するか分割するかを選べます。あとで設定を変更したり、別のHDDへコピーしたり、さらにクローン化する場合は、複数ファイルに分割を選んでください。設定変更などの融通が利きやすくなります。
仮想マシン作成準備完了画面
作成した内容をさらにイジる場合は、「ハードウェアをカスタマイズ」を選び、表示された内容で作成するのであれば、「完了」を押します。
仮想マシン設定の編集を選ぶ
仮想マシンの設定をさらにイジって、別途用意しておいた仮想PC用のデータを適用させる準備をします。
仮想マシン設定でハードディスクを削除
仮想マシンにはOSがインストールされたことになっており、このままでは別途用意しておいた仮想マシンのデータは適用できないため、ハードウェア一覧から「ハードディスク」を選んで、削除を実行します。
ハードウェアの設定の最下部にある「追加」を選びます
ハードウェアの設定からハードディスクがなくなったことを確認して、いよいよ別途用意しておいた仮想マシンのデータを読み込む準備に入ります。
ハードウェア追加ウィザード
ハードディスクを選びます。他も追加できますが、今はハードディスクだけ選んでください。
ディスクタイプの選択
IDEを選ぶ
ディスクの選択
既存の仮想ディスクを使用を選びます。
既存のディスクを選択
別途用意しておいた仮想マシンのデータを選択
仮想ディスクの形式変換
最新版のVMwareで使用する場合は「変換」を選びます。
仮想マシン設定画面を確認
読み込みが成功すると、仮想マシン設定の画面になるので、容量を確認します。別途準備した仮想マシンと同じサイズになっているかどうか。使用領域が0ゼロだった場合は、読み込みに失敗しています。
.vmxを編集
VMwareを終了して作成した仮想マシンを確認。仮想マシンのデータがあるフォルダ内にある「~.vmx」という環境設定ファイルを見つけて、テキストエディタで開きます。
.vmxの中身を確認
設定ファイルをスクロールしていき、真ん中ら辺まで画面をスクロール。
Nvme0:0.fileName という行を見つける
仮想マシンの本体データのファイル名を変更します。
Nvme0:0.fileName にある仮想マシンのファイル名を変更して保存
Nvme0:0.fileNameにある仮想マシンのファイル名を変更して、.vmxファイルを上書き保存
仮想マシンの再生
VMwareを起動し、起動するマシンを選び、再生ボタンを押します。変換した仮想マシンのデータは、VMWAREで新規作成したマシンのデータと同じフォルダにある前提です。違うフォルダに保存している場合は別途.vmxの変更 または データを移動させてください。
仮想マシンが起動するまで待ちます
PC操作はせずに、スクワット筋トレしながら待つのがおすすめ
起動完了
ディスク容量やインストールされているOSなどをシステムプロパティで確認します。
CD/DVDからインストール

「新規仮想マシンの作成」を選んで次へ

インストールディスクが入っているドライブを選択
ディスクを入れると自動的にOSの種類を判別してくれます。
インストールするOSのプロダクトキーを入力
仮想マシンであっても1台としてカウントされます。複数台作る時は、その台数分だけプロダクトキーを購入する必要があります。
VMware推奨設定に従う
よく分からない場合は推奨設定に従ってください。
ソフトウェアの更新
「ダウンロードしてインストール」を選択しないと、話が進みません。ここで他を選択すると、XPはインストールできなくなります。
Windows XP セットアップ画面
ひたすら待つだけ。
懐かしいXP草原が復活
待ちに待ったXPが復活しました。これでXP限定で動作していたゲームなどのソフトが最新版のWindows上で動作できるようになりました。
画面サイズの変更方法
VMware画面の端をマウスでつまんで引っ張るだけで、解像度変更ができます。
既存ソフトの動作チェック
最新版のカスペルスキーをダウンロードしてインストールできました。
Windows Vistaも動きます
Windows11の中にWindowsVista環境を作ってみました。わんこ様の笑顔が懐かしいです。※Vistaに入っていた画像データであり、うちの家族ではありません。
拡張子 .isoファイルでインストール
パソコンにDVDなどの光学ドライブを搭載していない場合、内臓HDDやSSD、USBメモリからディスクイメージファイル .iso を使ってインストールする場合の手順です。
「新規仮想マシンの作成」を選んで次へ

インストーラーディスクイメージを選ぶ
.isoという拡張子のファイルを選んでインストールします。
ウィザードに従います
特に変更は不要です。
仮想マシンの設定を変更できる
変更しない場合は「完了」を押してOK。あとから変更できます。
ハードウェアの設定を変更する場合
推奨設定を表示してくれています。変更しすぎると、VMwareを起動している本体マシンの負荷が大きくなりすぎて、動作が遅くなったり、最悪の場合クラッシュしたりします。
設定を完了
仮想マシンの設定を完了すると、仮想マシンにインストールするOSのインストールを開始します。
VMwareをインストールする
何もせずそのまま次へ
使用承諾契約書に同意する
同意して次へ
インストール先を決定
特に変更がなければ次へ
エクスペリエンスの設定
何もせずそのまま次へ
ショートカット作成の有無
お好みでどうぞ。
準備完了画面
インストールボタンを押すだけ
インストール中
果報は寝て待て
セットアップ完了画面
完了ボタンを押す。製品版を購入したい場合は、ライセンスボタンを押す。
VMware初回起動画面
利用目的を質問されますので、回答してください。
VMware導入を歓迎される
完了ボタンを押します。
windows7/8.1/10/11をダウンロード
windowsはヤフオクやメルカリなどで怪しいDVDを購入しなくても、マイクロソフトのwebサイトから無料でダウンロードできます。 プロダクトキーはマイクロソフトから購入するよりも、ポイント還元率を考えるとAmazonでDSP版などを買った方がお買い得です。 Microsoftから無料でダウンロード Amazonでプロダクトキーを購入する
インストール先を選ぶ
必ず「他のPC用」を選択します。現在使用しているパソコンをイジるのであれば止めませんが…。
チェックをオフにすれば英語版も選べる
基本設定はダウンロードするPCで使用しているOSと同じ設定のものを選んでくれます。
使用するメディアを選択
.isoを選択します。.isoを選択すると、後からUSBフラッシュドライブにコピーして保存することもできます。最初からUSBフラッシュドライブを選んでダウンロード&データ作成に失敗すると・・・ご臨終するかも。
.iso保存場所を覚える
スマホで写真を撮るなり、メモに書き写すなり、保存場所を覚えておきましょう。

プロダクトキーを調べる
ソフトウェア製品やデジタルコンテンツのライセンスを認証するために使用されます。プロダクトコードやシリアルキー、シリアル番号とも呼ばれ、ユーザーが製品をインストールまたはアクティベート認証する際に必要です。 [bat/zip] PCのプロダクトキーを調べるwmic path softwarelicensingservice get OA3xOriginalProductKey > ProductKey.txt

バグありCPU (中央演算処理装置)
型番リンクからレビューを読んでください。めっちゃ荒れてます。先人の人柱さんたちが壮絶なレビューをしてくれています。「第13世代Core」「第14世代Core」には、不安定な動作とクラッシュを引き起こすだけでなく、プロセッサーに恒久的な損傷を与える不具合がある。問題の緩和策として、 BIOSのアップデートが公開されたが、解決策ではない。安くても買ってはいけないCPUが以下の通り。
ブラックフライデーや年末年始の福袋セールなどで買うと痛い目を見るかも。にじさんじコラボPCもラインナップに含まれちゃってます。クラッシュする可能性が高いPCを20万円以上で買うなんて、どんだけマゾなんだよ…。

無料で使える仮想PCソフト比較
Microsoft Hyper-V
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11- 価格: OSの料金に含まれているので無料(Windows 11 Pro、Enterprise、Educationに標準搭載)
- 対応OS: Windows 11 Pro, Enterprise, Education
- パフォーマンス: 高
- ユーザーフレンドリー: 標準
- 機能: 高
- スナップショット機能: あり
- USBデバイス対応: 一部制限あり
- 会員登録: Microsoftアカウント必須
VMware Workstation Player
https://www.vmware.com/- 価格: 無料
- 対応OS: Windows, Linux, macOS
- パフォーマンス: 高
- ユーザーフレンドリー: 標準
- 機能: 高
- スナップショット機能: あり
- USBデバイス対応: 完全対応
- 会員登録: 2024年 5月~ broadcomアカウント必須
-
Pro版が無料で使える
無料版のPlayerが無くなり、無料でpro版が使用できるようになった。windowsとLinuxに対応した「VMware Workstation Pro」、macOSに対応した「fusion」が利用できる。 「workstation」「fusion」の選択ページ
Oracle VM VirtualBox
https://www.oracle.com/jp/virtualization/technologies/vm/downloads/virtualbox-downloads.html- 価格: 無料
- 対応OS: Windows, macOS, Linux
- パフォーマンス: 標準
- ユーザーフレンドリー: 高
- 機能: 標準
- スナップショット機能: あり
- USBデバイス対応: 完全対応
- 会員登録: なし

VMware導入手順
2024年4月頃まではVMwareのサイトからインストーラーをダウンロードするだけで問題なかったが、2024年5月以降は運営会社が変更され、BROADCOMから配布される方式に変わってしまった。VMware.comからはダウンロードできない
ダウンロードするには、運営会社のBROADCOM会員登録が必要だ。VMware.comを探し回ったり、Yahoo知恵袋などで質問しまくってもムダ。素直に会員登録しよう。
VMwareをダウンロードするには、「BROADCOM」への登録が必須となります。
BROADCOM会員登録ページ直通
登録ボタン (Register) はページの右上
ページ右上にある「LOGIN」の左隣にある「Register」(登録) を選択する。面倒なので、以下に登録ページへの直通リンクを用意しました。BROADCOM会員登録ページ直通

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お疲れさまでした。長々と登録作業がありましたが、最初の1回だけです。無料で使わせていただけるのですから、文句なんて言えません。