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ライフガードの視点Lifeguard Perspective

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プールサイドから5mラインまでを見た景色

プールの底は見える?

プールサイドから5mまでを見ています。
写真中央に写っている 2mライン ( T字 ) から、手前のコースの淵まで、縦に並んだ床のタイルは1列に何枚あるでしょうか?

プールサイドのグレーチング前まで

グレーチング (プールサイドの格子部分) まで近づいて

プールに近づくにつれて、見え方が変化します。

プールサイドの淵まで来ました

光の屈折で見え方が変わる

プールの淵ギリギリまで来たけれど、見えない部分があります。プールの底は平坦のはずなのに、光の屈折が影響し、湾曲して見えています。

プールの淵から身を乗り出した見える景色

プールは死角だらけ

プールサイドどころか、プールの周囲にある溢れた水が流れていく所からプールを覗き込むようにすると、ようやく水底が確認できます。
プールの深さがあればあるほど、プールの淵ギリギリまで来ないと、水底は確認できません。  

答え : 8枚 ( 1枚 25cm )

1枚目の写真からは、タイルが8枚も見えていませんでした。
人が溺れて、沈んでいたら、気が付くことができますか?

ライフガードの位置

真下は見えない死角になる

かなりギリギリな位置に監視台を置いて座っていたとしても、真下はほぼ見えません。 さらに、プールの表面は反射しやすく、照明や太陽などの位置によっては、反射して見えなくなってしまいます。
ガードは歩き回ることで死角を無しています。歩いて巡回し、見る角度を変えることで監視業務を強化しています。
遠くを見渡すタワーガードは、少し高い台に座って監視することで、遠くまでプールを見渡すことができます。巡回しているガードの背後で何か起こっていたとしても気が付きやすくなります。


保護者と子供

責任を忘れる保護者・介助者

濡れたくない場合は、プールへ来ないでください。
 自分がプールへ入らないのなら、相手をプールに入れない。

保護者・介助者の役割

割引を効かせるための要員ではありません。
来場後も、ずっと監視して行動をコントロールするのが役割です。相手を遊ばせて、自分たちは他で楽しむということはできません。
一緒に行動することが必須であり、 相手から見える範囲内にいることが絶対条件です。
 相手の行動範囲を規制するのもありですが、狭すぎる範囲はストレスを溜め、反発が強くなり、 コントロールを難しくします。相手の同意のもとで規制するなら、納得すると思います。

テントの影に潜む危険

テント設営禁止の理由

風で飛ばされたときに、他の利用者に当たってケガやトラブルになるのを防ぐ意味もありますが、一番大きな理由は、見通しが悪くなるからです。
テントの向こうに何人いる?  テントで隠れて見えていない部分をチェックする必要があります。
テントの中は死角のみ  プライベートな空間といえども、影になっていても、熱中症の危険もあれば、テント内で倒れてしまい 誰にも気づいてもらえないリスクもあります。 もしかしたら、テントに小さな穴をあけて盗撮したあと、ネットで販売されているかもしれません。

レジャープール

死角を減らす

死角が多い=危険率がアップ  テントの数が増えれば増えるほど、死角がどんどん増えて、管理運営が難しくなります。
 遊園地のレジャープールでは、立ち並ぶテントをよく見かけますが、設営した個人の管理&監視の下で使用するのが条件で許可されているケースがあります。
 つまり、テント内で倒れたり、テント設置によってケガやトラブルが発生したとしても、自己責任。自分で何とかしてね♪ ということです。 子連れの場合、四方八方に行き来する子供を完璧にコントロールできている保護者は・・・ほぼ皆無だと思われます。私の経験上。

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