ぎあぽじ君 Ver.2
〜ぎあぽじ君としふぽん君〜
2010.12.08 (Ver.2として)公開



ぎあぽじ君はエンジン回転数と車速からギアを割り出します。

ん?回転数??

…ということは?


てことで、先のプリセットデータ選択機能と組み合わせ、シフトアップポイントのインジケータを付けてみますた。
略して「しふぽん君」w

一応、今(2C0や13S)のR6にはシフトアップポイントのインジケータあるんですが、メーターの下の方で目立たないんですよ…

※2010年12月現在、試作テスト中〜。なんかぎあぽじ表示がイマイチです…
外観写真
さすがにピンが足りなくなってきましたので、ちょっと大きな(っても14ピンですが…)PICにしました。
おかげでDIP品とこのケースじゃもう限界です…

さてこの16F630、ピン配置も内部構造も12F629にPORTCを取ってつけたような作りで、移植も製作もラクでした。
I/Oの数が少なくてよければ12F629、今回みたいにちょっとI/O数が欲しいときには16F630、と使い分けできますね。

ちなみに12F629にはA/Dコンバータが付いた12F675という兄弟もいますが、そちらも抜かりなくA/D付きは16F676という奴がいます。
使い方
選択スイッチを押さずにそのまま電源を入れれば、普通にそのままぎあぽじ君&しふぽん君として動作します。

ぎあぽじの設定やしふぽんの設定を変えるには↓
ぎあぽじ君プリセットデータの選択 しふぽん君プリセットデータの選択
(1)選択スイッチを押したまま電源ONします。
(2)7セグLED表示が消えたらすぐ選択スイッチをOFF。
(3)すると7セグLED表示が現在の設定値になります。
(4)その状態から選択スイッチを押すとその度に数字が変わっていきますので、希望の設定値にあわせます。
(5)設定したい値が決まったら、選択スイッチを7セグLEDが消えるまで長押し(約1秒)。
(6)選択スイッチをOFFすると、設定した値を約1秒間表示の後「0」に戻ります。これで設定終了です。

なお、ぎあぽじプリセット番号は1〜8の8通りを設定可能です。
(1)選択スイッチを押したまま電源ONします。
(2)7セグLED表示が消えますが、選択スイッチは押したまま。
(3)するとシフトポイントインジケータLEDが点灯しますので、その時点で一旦選択スイッチをOFF。
(4)すると7セグLED表示が現在の設定値になります。
(5)その状態から選択スイッチを押すとその度に数字が変わっていきますので、希望の設定値にあわせます。
(6)設定したい値が決まったら、選択スイッチを7セグLEDが消えるまで長押し(約1秒)。
(7)選択スイッチをOFFすると、設定した値を約1秒間表示し0」に戻り、シフトインジケータLEDも消えます。これで設定終了です。

なお、しふぽんプリセット番号は1〜9の9通りを設定可能ですが、 プリセット番号9はしふぽん機能のオフとなります。
車種ごとにあわせた作り方
ハードウエアは特に変える必要はありません。…たぶん

PICマイコンの中の設定値を車種ごとに変えてあげる必要があります。

ということで、それ用に設定データ計算シートなるものを用意してみました。
とはいえ、あくまで簡易的な計算なので参考程度でお願いします。
製作データ
回路図

PICマイコン(16F630)用プログラム ('06〜YZF-R6用)
※解凍すればそのまま秋月PICライタ等で読み込めます。


車種によって異なるミッションやシフトポイントのプリセットデータ設定内容については、↓の計算シートを参考にどーぞ。

設定データ計算シート(Excelファイルです。16進数計算するので「分析ツール」のアドインが必要です。)


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