[1979年の名曲]
1979年の出来事へ

Breakfast In America/Supertramp
ブレックファスト・イン・アメリカ
同名アルバムに収録。'75年にイギリスからアメリカに渡り、プログレからポップへの転身が見事に成功した記念作。イギリスらしい湿り気も感じられるメランコリックなポップ・ソングです。

Babe/Styx
ベイブ
「コーナー・ストーン」に収録。アメリカン・プログレと言われましたが、この曲ではメローなポップで新境地を表現しています。

Longer/Dan Fogelberg
ロンガー
「フェニックス」に収録。基本的には、カントリー・フォーク畑なのでしょうが、その優しくメロディアスな曲調が、折しものアダルト・コンテンポラリー・ブームにうまく乗ってけっこう売れました。

Escape/Rupert Holmes
エスケイプ
A.O.Rの名盤「パートナーズ・イン・クライム」に収録。A.O.Rといっても、LAのものとはちょっと違います。イースト・コーストらしい都会というものを感じさせてくれます。特に、その映画のワンシーンのようなシチュエーションに...。別名The Pina Colada Songとも言います。

Yuo're Only Lonly/J.D.Souther
ユア・オンリー・ロンリー
同名アルバムに収録。イーグルス・ファミリーとしても有名です。このころは、A.O.Rニアリー・イコールLAのシンガー・ソング・ライターと言う図式が成立していました。ノスタルジックないい曲です。アルバムのほうもアーシーな味わいです。

What A Fool Believes/The Doobei Brothers
ある愚かもの場合
「ミニット・バイ・ミニット」に収録。マイケル・マクドナルド加入後、ブルー・アイド・ソウル的都会派ロック路線を歩んできたドゥービーズが、マイケルとケニー・ロギンスとの共作で放ったスーパー・ヒット。この曲のバッキング・リズムがA.O.R系アーティストをはじめ、日本にも飛び火し一世を風靡しました。

Heratache Tonight/Eagles
ハートエイク・トゥナイト
事実上のラスト・アルバム「ロング・ラン」に収録。前作「ホテル・カリフォルニア」で燃え尽きた感ではありましたが、根強い人気で全米1位を記録。J.D.サウザーとの共作です。

After The Love Is Gone/Earth Wind&Fire
アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン
「黙示録」に収録。A.O.Rの教祖デヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、ビル・チャンプリンの共作による定番的A.O.Rバラード。'80年にデヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンの伝説のアルバム「エアプレイ」でセルフ・カバーして再び脚光をあびました。ジェイ・グレイドンは'93年にも「エアプレイ・フォー・ザ・プラネット」で取り上げています。

Special To Me/Bobby Caldwell
スペシャル・トゥ・ミー
デヴュー・アルバム「イヴニング・スキャンダル」に収録。「風のシルエット」のほうが、アメリカではヒットしましたが、日本ではアルバム・トップを飾ったこの曲がキャッチーなメロディと気持ちのよいテンポで受けてました。

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