短時間座標計算法
使用する電卓について
(1)利用できる機種
ここで紹介する方法が使える電卓は、円形のカーソルキーを装備したCASIOの関数電卓で、土地家屋調査士試験において使用することができる電卓です。具体的な機種名は以下の通りです。
fx-350MS, fx-570MS, fx-912MS,fx-991MS 他
(2)使う機能
ここで紹介する方法は、電卓固有の機能を使います。
1)変数メモリー
これらの電卓には9個の変数メモリーが付いており、それぞれデータを自由に保存できるようになっています。本ビデオ(テキスト)で紹介する計算法は、全てこのメモリーを使用します。
2)座標変換
極座標と直交座標の座標変換機能を、座標計算及び逆計算に使用します。
3)リプレイ機能
リプレイ機能とは、計算を実行した式と計算結果を記憶する機能で、計算式のチェック及び訂正に利用します。※ビデオで実例を紹介しています。
4)その他
その他四則演算及び三角関数は、標準的な関数電卓に付いている機能ですので特に説明はしません。
(3)他機種への応用
他機種であっても、変数メモリーと座標変換機能があれば同等の処理を行うことができますが、操作方法が違います。当研究会では、(1)に挙げた機種を推奨します。