記録  Digital remaster version
西表島PW 西表島 1983年3月09日-28日
自分にとっては3度目の西表島。 FUWVの活動の締めくくりともなる。
那覇から石垣島まで玉龍で一泊。 一年生が期待の目で海の彼方を見つめるが西表島はまだ見えない。
石垣島からは小さな船に乗ってようやくの西表島。さっそく内部に突入。
一週間、外界との連絡を絶って
島の内部を探訪する。
出発の少し前に報道された
「幻の湖」も、らしき地点に到達。
(絵にならない程度だったが)

一般の縦走路から外れると
他人とも出会わない。
西表島の森は深いが標高はない。夜半の雨も、さほど気にしていなかった。
心のスキを突くように鉄砲水。 崖の斜面でやり過ごしたが、装備の一部は流されてしまう。
ジャングルをひたすら進むと眼下に海岸線
下っていくと沢の水量が増える。
海岸線に出て、今回のエクスペディションを完遂。海辺にテントを張って余韻を楽しむ。
ナマコ、その他を採集してサバイバル。
カニとザリガニ?もボイルして食したが、泥臭くて食えたものではなかった。
バスで島を半周して、約束の期日に別動隊と合流。
彼らも島を十分に満喫したようだ。
イノブタが餌を食べている。
採集して食うなら、こちらのほうが旨そうだ。
石垣島経由で那覇に戻り、ここから本土への帰還は船。
船酔いに弱い者には地獄だが、旅の余韻を楽しむのに
船旅は悪いものではない。

三日目に神戸の街並みが見えてくる。
4年間のワンゲル生活が幕を下ろした。
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